エンジン音はV12に似ていた
執筆:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】目撃されたDBXのプロトタイプ【標準モデルと写真で比較】 全129枚
翻訳:Takuya Hayashi(林 汰久也)
アストン マーティンは、DBXを大幅に強化したパフォーマンス仕様を開発中で、V12エンジンを採用する可能性がある。そのプロトタイプが走行テストを行っているところをカメラが捉えた。
ニュルブルクリンクで撮影された写真には、軽くカモフラージュされたプロトタイプが走行している様子が写っている。新しいフロントグリルと強化されたエアインテークを中心に、専用装備の採用が示唆されるが、もっとも重要なのは、V12エンジンを搭載したDB11とDBSにエンジンサウンドが非常によく似ているという点だ。
AUTOCARは今年初め、DBXのマイルド・ハイブリッド仕様が2022年に発売された後、よりスポーティーな仕様が登場するという情報を掴んだ。これは、ライバルのポルシェ・カイエンのように、DBXを多様なモデルファミリーに拡大するという計画の一環だ。
パフォーマンス仕様の車名は「DBX S」になると考えられ、2023年に登場すると予想されている。アグレッシブなエクステリア、ローダウン・サスペンション、大型ブレーキを特徴とし、標準の550psを大きく上回るパワーを発揮することになるだろう。DB11 AMRに搭載されているV12は、新型ポルシェ・カイエン・ターボGTとほぼ同等の639psを発揮する。
しかし、DBXに搭載されているV8はAMG製で、GT 63 Sでは639psを発揮している。V12を搭載したDBXが量産されるかどうか、あるいは、AMGとの提携を活用してV8を低コストで確保し続けるかどうかは不明だ。
アストンは最近、ヴァンテージのV12バージョンをテストしているところが目撃されている。DBXにもV12が導入されれば、ヴァルハラを除く全モデルに12気筒エンジンが設定されることになる。
AUTOCARの予想では、アストンはDBXの開発にかかる多額のコストを、さまざまなエンジンとボディスタイルを導入することで相殺しようとしているものと見られる。ルーフを寝かせたクーペ仕様や、室内の快適性を重視したロングホイールベース仕様などの登場が期待されている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
環境問題を全く気にも留めない割り切りがすごい