2月13日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、2023年にKCMGがホンダNSX GT3でシリーズに復帰すると発表した。KCMGは2020年のスーパー耐久ST-XクラスにNSX GT3を計画していたがコロナ禍のため実現せず。ようやくアジアでのNSX GT3でのレース参戦が実現することになった。
アジアを中心に世界的なモータースポーツ活動を展開する香港のKCMGは、GTワールドチャレンジ・アジアでもお馴染みのチームだったが、2018年を最後にシリーズから遠ざかっていた。また2020年に向けては、ホンダNSX GT3でのスーパー耐久ST-X参戦を発表しており、公式テストにも参加したが、その直後からのコロナ禍のため参戦は幻となっていた。
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コロナ禍の間も、KCMGはFIAモータースポーツ・ゲームスに参戦するなどNSX GT3を活用していたが、ついに本来の活動の地であるアジアに復帰することになった。「今シーズン、ファナテックGT ワールドチャレンジ・アジアで自分のチームとともに新たな挑戦を行えることを嬉しく思う」というのは、チームオーナーでドライバーでもあるポール・イップ。KCMGで長年戦ってきたエドアルド・リベラティとともにシリーズに挑む。
「SROは世界的なパンデミック以来、選手権を再建し、地域で最も競争力があるGT3グリッドを構築するという素晴らしい仕事をした。昨年イタリアGT選手権で優勝したエドとともにレースをし、NSX GT3でどこまでやれるか楽しみだ」
「アジア、特に日本でレースをするのはひさしぶりで、とても楽しみにしている。それは私が個人的に本当に楽しんでいるものだし、少しでもポジティブなパフォーマンスができることを願っているよ」
また、チーム監督を務めるマシュー・ホーソンは「KCMGとともにアジアでのGT3レースに再び参戦できることを嬉しく思う。今年のSROのシリーズは特に印象的で、ドライバーにとってはハイレベルな競争となり、チームにとっては良い挑戦となるだろう」と語った。
「ポールが自分のチームでレースをすることはいつも嬉しいことだし、KCMGのスーパースターであるエドとともに、最初から強力な結果を目指してプッシュしていく。シーズンが始まるのを楽しみにしているよ」
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