2019年の開催を目指して準備中だったWRC日本ラウンド(ラリー・ジャパン)が、10月12日(金)に行われているFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)での審議の結果、開催が見送られることになるようだ。ラリー・ジャパンが加わり全15戦で行われる予定だった2019年WRCは、結局14戦での開催に落ち着く格好だ。
これはWMSCを前に11日(木)行われたWRC委員会の会議で決定、その後FIA・WMSCで最終的に承認されるようだ。
開催実現の可能性は99%? 2019年復活を目指すWRC日本戦
FIAはカレンダー決定に関してWRCプロモーターを招集、ツール・ド・コルスを含めて14戦を開催することを審議に掛けた。ツール・ド・コルス(フランス)は開催を危ぶまれていたが、歴史的な価値、WRCにおける存在感などを理由にカレンダーに残ることになった。
WRCプロモーターの会議では、ラリー・ジャパンの開催は大きな議題にはならなかったようだ。今年の初めにはWRCプロモーターの代表であるオリバー・シースラが、ラリー・ジャパンの復活に関して楽観的な意見を述べていたが、WRCプロモーターにFIAを説得するだけの力がなかったということだろう。同プロモーターとラリー・ジャパン招致準備委員会は2019年の開催に関してEPA(イベント・プロモーション・アグリーメント)契約を結んでおり、開催が流れた今、両者の間での事後処理が課題になるだろう。
ラリー・ジャパン開催を含めて全15戦になると、参加チームにかかる費用負担は膨大なものになる。ヒュンダイの代表は「15戦になるとさらに1億円の出費になる」と言う。他のチームもその意見に賛同している。
ところで、2019年のラリー・ジャパン開催に期待していたトヨタ自動車も、この決定に落胆したはずだ。トヨタのWRC復帰はラリー・ジャパンの再開を期待していたところがあったと考えられるからだ。
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