■車内での対策には何が効果的?
中国で猛威を奮う新型コロナウイルスですが、日本国内でも数名の感染者が確認されています。ウイルス対策は日常生活ではもちろん、車内においても大切な予防手段となるため、車載用空気清浄機の性能に注目が集まっています。
中国国内で感染者数が5000人を超えた新型コロナウイルスは、アメリカやヨーロッパをはじめ世界中に拡散され、2020年1月28日には日本人で初の感染が確認されました。
感染した日本人男性は武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手でしたが、武漢への渡航歴はなく人から人へ感染した可能性が非常に高いといわれています。
ウイルス対策のために、街中ではマスクを装着する人が増えているほか、都内の飲食店では空気清浄機を買い替えたという店舗もあります。
また、クルマを使うユーザーの間では、車載空気清浄機に注目が集まっており、都内のカー用品店では、2020年1月の車載空気清浄機の売上が、昨年の3倍近くにのぼっているそうです。
車内は、エアコンなどから外気が進入するほか、乗車の際にホコリや菌が入り込んでシートやマットなどに滞留します。
ホコリなどの大きな物質はエアーフィルターでキャッチされますが、花粉やPM2.5などの小さな物質はフィルターをすり抜け、車内へ簡単に進入してしまうのです。
そこで有効なのが、車載空気清浄機です。最近では、購入時にオプション装備として設置できる車種も増えています。
では、今回のコロナウイルスにおいて、効果的なタイプはどのようなものなのでしょうか。都内の家電量販店スタッフは、以下のように話します。
「コロナウイルスについては、感染経路やウイルスの実態が明確に把握されていないため、空気清浄機での具体的な効果はコメントできない状況です。
ただし、マスクの装着と同じで、やってみるに越したことはないと思います。最近では、USB充電式や首にかけるタイプの商品もありますので、どれかひとつは持ち歩くことをおすすめします」
未だ全貌が明らかになっていないコロナウイルスについて、その対策は手探り状態のようです。
なお、風邪予防では加湿器も効果的な手段です。カー用品店「オートバックス」を運営する、株式会社オートバックスセブンは以下のように話します。
「空気清浄機とあわせて、車載加湿器の販売は伸びています。主流であった『加熱式』のほかに、最近では『超音波式』の商品も増え、人気が上がっています。湿度の管理は、風邪対策の基本といえます」
※ ※ ※
現在は、アウトドアで使える太陽光発電タイプや、オフィスでも使えるUSB充電タイプ、アロマディフューザー付きのタイプなど、さまざまな機能が付いた空気清浄機があります。車内空間をはじめ、あらゆる場面で空気の衛生管理がおこなえます。
新型コロナウイルスへの完全な対策方法は分かっていませんが、自宅やオフィスだけでなく移動中の車内でも、可能な限り対策をすることが重要です。
■空気清浄機にはどのような種類がある?
空気清浄機といっても、その種類や用途は多岐に渡りますが、大きく「イオン発生型」と「フィルター型」に分類されます。
イオン発生型は、おもに「臭いやウイルス」に有効なタイプです。装置から放出されたイオンの力によって、車内にしみついた臭いを分解除去してくれるほか、空気中に浮遊しているホコリやウイルスなどを帯電させ、床に落とす効果もあります。
空気清浄機能より脱臭機能にすぐれているため、車内でタバコを吸う人や食事をするといった場合におすすめです。
人気の形状は、500ml缶ほどの「ドリンクホルダータイプ」、スマートフォンほどの「エアコン取り付けタイプ」、「シガーソケットタイプ」の3種類です。
ドリンクホルダータイプは、パワフルなターボ機能やイオン濃度が約3倍、消臭スピードが約2倍になるモデルも販売されています。
エアコン取り付けタイプは、吹出口に設置して送風を利用し、車内全体にイオンを行き渡らせることができます。シガーソケットタイプは、ソケットに差し込むだけの小さな装置なので、車内をごちゃごちゃさせたくない人におすすめです。
次に、フィルター型は、家庭用の空気清浄機と同様にフィルターでホコリなどをキャッチするタイプとなり、「空気の汚れ全般」に有効です。
花粉やPM2.5などの有害物質だけでなく、排気ガスなどの微小な粒子も取り除いてくれます。さらにイオン発生装置が付いたタイプでは、タバコやカビなどの消臭にも効果抜群です。
空気清浄と脱臭が同時にできる万能タイプになりますが、デメリットも存在します。
それは、サイズの問題で、フィルターを内蔵しているため、本体が大きくなりがちです。そのため、アームレストやヘッドレスト背面に装着するか、後席の足元に置くことをおすすめします。
また、フィルター交換などのメンテナンスが必要となるので、定期的な掃除や新品フィルターへの交換時期といった手間があることも考慮しておかなければなりません。
人気商品の価格帯は、イオン発生型が5000円から6000円、フィルター型はイオン装置付で1万円前後です。なお、交換用フィルターは2000円前後なので、本体とあわせて忘れずに購入しましょう。
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