もくじ
ー BMWが見据える自動運転の未来
ー 自動運転を支える多彩な技術
BMWが見据える自動運転の未来
BMWが2021年にリリースを予定しているEVクロスオーバーの「iネクスト」。自動運転技術も当然のように搭載され、今回の7シリーズのテスト車両もその技術の開発用だ。
情報源によると、iネクストはレベル3の自動運転技術を搭載し、高速道路上での完全自動運転が可能となる。
BMWはその開発と同時並行で、レベル4やレベル5などのさらに上の自動運転技術の開発にも取り組んでいると話す。レベル4はドライバーの操作がいかなる状況でも必要としなくなり、レベル5では遂にドライバーが不要となる。
それらの自動運転技術には複雑な演算能力が必要とすることを証明するため、BMWはレベル3、レベル4、レベル5の各レベルに合わせた自動運転用ECUも公開した。すべてのユニットにインテル製のチップが組み込まれている。
25Wのレベル3用ユニットはBMWが昨年より提供しているレベル2用ユニットの10倍の演算能力を誇る。サイズは小さいが、その実力は確かなものだという。
レベル4用の200Wのユニットはさらに大きくなっており、6つのマイクロプロセッサーを必要とし、冷却には液冷式を採用している。レベル2用の1000倍もの演算能力を持ち合わせているとのこと。
そしてドライバーを必要としない完全自動運転のレベル5用600Wユニットはレベル2用ユニットの5000倍もの演算能力を持つ。スキルもサイズもかなりデカイものだ。
自動運転を支える多彩な技術
他社が用意する自動運転技術と比較して、BMWがテストする自動運転システムはかなりの大掛かりな装置がボディに見える。
4つのコーナーにそれぞれ1つとフロント中心に1つの、計5つのLIDARセンサー(LIDAR=レーザー画像検出と測距の意)を搭載。レーダーもリアに搭載し、モビルアイ製のカメラも8つ搭載するなど、自動運転の鍵となる「目」を沢山持っている。
トランクには様々な演算用装置と、「クルマ2台分」のケーブルなども搭載されている。
自動運転技術はセンサー類などによって得られた情報のみならず、リアルタイムで更新される周辺状況の3Dマップなどの情報も走行に活用する。
地図をベースにまず環境モデルが生成され、人工知能や機械学習、そして人間の子供に対する教育と同じ「賞罰」などの段階を経てドライビングモデルが製作される。テストベッドとなっている7シリーズは毎時2テラバイトものデータをやりとりしている。
多くのアナリストは「完全なる自動運転」の開発には多額のコストや開発費用が掛かるとし、その開発が遅れると予想していた。だがBMWは現在開発中の技術を他社とも共有することで回鉢を促進していく狙いだ。
現在はFCAと技術提携を結び、将来的なアーキテクチャーに組み込むための開発を行っているとのこと。
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