新型コロナウイルスの影響でスパ24時間の延期が決定、IGTCも日程調整に追われる

　インターコンチネンタルGTチャレンジを運営するSROは世界中で感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響を受け、7月23日～26日にスパ24時間レースの開催延期を決定した。

　4月16日の時点で世界中での感染者が200万人を超え、日本国内でも感染者が増え続けている新型コロナウイルス。この状況にベルギー政府は8月いっぱいまで公共での大規模イベントを禁止することを発表。この決定を受け、スパ24時間も開催を延期することとなったようだ。

　SROはこの決定に対してインターコンチネンタルGTの公式サイトで「このイベントの準備のために長期間にわたって多くの情熱と労力が注がれてきたが、伝統的な日程でイベントが開催できないことは残念で仕方がない。しかしながら、ファンと関係者の安全が最も重要だ」とコメントを寄せた。

　なお代替日程についてはサーキットと調整の上、できる限り早くに発表するとのこと。これにより次回は8月21日～23日の鈴鹿10時間レースになる予定だが、チケットの販売開始日が変更され、5月31日から発売される予定となっている。