ヤリスでありながらヤリスではない
今回試乗するのはトヨタGRヤリス。ヤリスでありながら、ある意味ヤリスではない。専用にワイド化されたボディと2つの小型車用プラットフォームを組み合わせた専用シャシーを持ち、四輪の独立式サスペンションやWRCチームの手によるエアロが装着される。6速MTに世界一パワフルな3気筒エンジンを組み合わせ、わずか1.6Lながら260psを発生する。
【画像】トヨタGRヤリスと日産GT-Rニスモ 比べる 全81枚
このGRヤリスを究極の4WDスーパーカー、日産GT-Rニスモと比較してみよう。2021年型ではエンジンのタービンが変更された他、若干の軽量化や専用装着タイヤの改良が行われている。しかしこんな寒いウェールズの短く濡れたサーキットを想定しての変更ではないはずだ。
まずはヤリスから始めよう。6速MTは小気味良い感触で、エンジン音こそ違和感があるものの非常に良く回り、7000rpmでは莫大なパワーが得られる。乗り心地も旋回性だけでなく公道での乗り心地も良好で、ただひたすらに楽しめる。
トラクションもグリップも絶大で落ち着いており、これがこの価格で手に入るとは、まさに現代ホットハッチ界のヒーロー的存在だ。GT-Rはこれほどの落ち着きと成熟を感じられるだろうか。
登場から時間経つ今でも一級品の走り
4WDモンスターの元祖とも言えるGT-Rに乗り換えよう。GT-Rの登場時には、スーパーカー並みのパフォーマンスを、はるかに安く手に入れられるクルマだった。今では価格もスーパーカーに近づいているが、そのパフォーマンスはスーパーカーを上回るだろう。
こちらもエンジニアリングの質から言えばまさにスーパーカーだが、メインストリームのメーカーが作っているという点が特異的だ。
今日のこのコースのようなウェット路面ではソフトなモードが適していると思ったが、実際にはRモードの方が好印象であった。ボディの動きが落ち着いており、動きこそクイックになるものの立て直しも素早くできる。
タイヤが温まってくれば、グリップもトラクションも良好だ。直線では速すぎて速度計を見る暇もないが、アジャスタビリティは高く、コーナリングも最高だ。登場から時間が経つクルマだが、今でも一級品の走りを見せてくれる唯一無二の存在といえる。
今回この条件の中で記録したラップタイムは、わずか0.5秒にも満たない差ではあるがヤリスがGT-Rを上回る結果となった。もちろん条件を変えれば結果も全く違ったものになるだろうが、どちらも素晴らしいクルマであることは間違いないと言える。
詳細は動画にてお楽しみいただける。
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みんなのコメント
コース名もラップタイムも言えない様ならそんな結果は何も意味を成さない。