ホンダは現地時間19日、2030年までにブラジルで42億レアル(約1250億円)を投資すると発表した。現地製のエタノール燃料を「大規模に利用可能で低炭素経済と整合している」とし、独自のハイブリッド技術を搭載したフレックス燃料ハイブリッド車(HV)の市場投入を目指す。小型SUV「WR―V」も2025年後半から現地生産を始める。
ブラジル現地法人「ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル」(HAB)の従業員も3500人から約1700人増やす計画を掲げる。HABの一瀬新(いちのせ・あらた)社長は「新たな投資サイクルはHABをさらに強力にし、50年に製品と企業活動におけるカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)を達成する世界的取り組みに歩調を合わせていることを示している」とコメントした。
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ホンダもアルコール燃料のバイクなどを昔から販売していた。