もくじ
ー ロンドン証券取引所への株式上場
ー 現在の大株主 今後の方針は
ー アンディ・パーマーCEOの目論見
英国のEU離脱(ブレクジット) 自動車産業への影響は 危険性とメリット
ロンドン証券取引所への株式上場
アストン マーティンが上場するのでは、という噂が出回り始めたのは昨年のこと。過去最高の業績を達成した同社は、今後数週間でロンドン証券取引所への株式上場を予定していることを認めた。
正式な上場となれば、アストンの新規株式公開(IPO)時の調達額は最高10億ポンド(1455億円)に上る見込みで、少なくとも25%の株式が放出されることになる。
同社は29日付で英金融行為規制機構(FCA)に登録文書を提出し、目論見書は9月20日ごろの公表となる予定。
アストンが併せて発表した今年上半期の決算報告によると、売上高は14%増しの約4億5000万ポンド(655億円)、税引き前利益は2010万ポンド(29億円)から2080万ポンド(30億円)へと増加した。
新規株式公開(IPO)時の時価総額は40億ポンド(5818億円)に達すると見込まれており、企業価値が高ければFTSE100種総合株価指数の対象となる可能性もある。
現在の大株主 今後の方針は
現在このイギリスのスーパーカーメーカーの大株主は、イタリアとクウェートの投資ファンドである。
2012年にインベストインダストリアル社がアストンの株を37.5%取得し、ダイムラーも5%取得した。
世界的利益を上げるため、ロンドンかニューヨークのどちらで上場すべきか同社で議論されたようだ。
DB11やヴァンテージといった新モデルの売れ行きが好調で、同社の業績見通しは安定的なものとなった。そして売上の成長に伴って、アストンは上場について長きにわたって検討してきたのだ。
さらに、ゲイドンを拠点とするアストンの中期計画「セカンド・センチュリープラン」では、2022年までに毎年「コア」となる新モデルを発売することになっている。
たとえばSUVのDBXや、新型セダンのラゴンダなど。それぞれの車種ごとのモデルライフサイクルは7年間となる。
アンディ・パーマーCEOの目論見
29日に公開された決算報告によると、7四半期連続の黒字であることがわかる。
CEOのアンディ・パーマーは、同社の105年の歴史における暗黒な時期に終わりを告げるべく、事業の立て直しを進めている。
何年も損失が続いていたアストンは、幾度となく倒産の危機に襲われてきた。しかし昨年、2010年以来初の黒字に転じたのだ。
株式上場についてパーマーは、会社の「重要な節目」になると述べている。
彼は、「当社は上半期に3つの新モデルを投入し、フルモデルチェンジも果たしました。今日の決算結果は、当社が継続的な成長を遂げ、株主に利益と価値を提供し続けていることを示しています」と話す。
アストンによると、2018年は6200台から6400台のクルマを生産予定で、そのうち約65%が下半期に作られるそうだ。
ライバルメーカーのフェラーリは、2015年に株式上場をして1年弱で企業価値を150億ポンド(2兆円)に倍増させるという大成功を収めた。
マクラーレンもまた、さらなる資金確保のために株式市場参入を検討しているようだ。
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