11番目の新チーム「アンドレッティ・キャデラック」
世界のモータースポーツを統括するFIA、国際自動車連盟は、アンドレッティ・オートスポーツによるF1への新規参入に関する申請を承認した。これにより、協働するゼネラルモーターズ(GM)が掲げる目標達成にも、1歩近づいたといえる。
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アンドレッティ・オートスポーツとGMは、共同で新チーム「アンドレッティ・キャデラック」を設立し、F1への参入を目指すという発表を2023年の初めに行っている。実現すれば、11番目のチームが誕生することになる。
しかし、まだ正式に参戦できるようになったわけではない。さらにF1側による承認が必要で、決してハードルは低くない。新チームを加えることに対し、消極的な姿勢の関係者も少なくないためだ。
FIAは2023年初頭に、F1への新規参入チームを募集。正式な申請プロセスの前に、複数のチームから「関心表明」が示され、4チームが審査対象へ選出されていた。
FIAのバックアップを受けつつ最終的な審査へ進み、承認を受けたのは現在のところアンドレッティ・キャデラック・チームのみ。ニュージーランドのロディン・カーズ社も申請していたが、却下されている。残りの2チームの結果はわかっていない。
最短でも2025年シーズンから 拠点はアメリカに
アンドレッティ・キャデラックの計画では、拠点はアメリカに据えられる。英国にはサポート施設が準備されるという。具体的な場所は、明らかになっていない。正式に参入が認められればだが、実戦へ加わるのは最短でも2025年シーズンになる。
チームを率いるのは、元F1ドライバーで1978年に優勝を掴んだマリオ・アンドレッティ氏の息子で、自身もインディーカー・レースで活躍したマイケル・アンドレッティ氏。
F1参入が決定すれば、少なくとも1人のアメリカ人ドライバーを登用する考えだという。エンジンは、第三者から供給を受けることになる。
GMを率いるマーク・ロイス氏は、2023年の初頭に次のようにコメントしている。「ゼネラルモーターズが、歴史的な瞬間にアンドレッティ・グローバルとチームを組むことができるのは光栄なことです」
「弊社にはモータースポーツと技術革新において長く豊かな歴史があり、この計画に興奮しています。キャデラックとF1は、どちらも世界的な魅力度を強めています。アメリカ特有の革新性とデザインをF1へ導入する機会を得ることへ、誇りを感じます」
キャデラックによる、耐久レースへの態勢に大きな影響はないと考えられる。2017年からアメリカのIMSAスポーツカー選手権で成功しており、2023年はル・マン24時間レースへも挑んだ。
V-LMDhという新企画のハイブリッド・プロトタイプ・マシン、キャデラックVシリーズ.Rを開発。見事総合3位の座を掴んでいる。
アメリカで高まるF1人気 GMは欧州へ復帰
近年、アメリカではF1への注目度が高まっている。2023年にはオースティン、マイアミ、ラスベガスという3戦のスケジュールが組まれている。アメリカ勢としては、マネーグラム・ハース・チームが参戦中。設立7年目という、まだ新しい勢力だ。
もう1つ注目すべき背景としては、GMによる欧州市場の復帰計画と、キャデラックのF1参入の時期とが重なることも挙げられるだろう。2017年にオペル/ヴォグゾールをGMは手放し、欧州での存在感は薄くなっていた。
しかし、数年以内にバッテリーEVメーカーとして再参入する計画が立てられている。F1参戦は、商業面を力強くバックアップする、マーケティングツールとなるに違いない。
ちなみに2026年シーズンには、新規チームとしてアウディの参戦が決定している。現在はアルファ・ロメオと協働しているスイスのザウバーが、マシンを開発するという。
また、同じフォルクスワーゲン・グループ内のブランド、ポルシェもF1へは関心を示している。レッドブル・レーシングとの連携は、白紙へ戻されたようだが。
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