2017年10月25日、グローバル・サプライヤーのシェフラーは、最新の48Vマイルドハイブリッド・システムや電動アクスルなど、近未来のキーテクノロジーを披露した。
シェフラーが描く持続可能なモビリティのための技術として、48Vハイブリッドモジュールとマニュアルトランスミッションを利用した「ガソリン技術車(GTC)」、そして48Vハイブリッド化に新境地を開く「シェフラー・ハイパフォーマンス48Vシステム」を日本初公開した。
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今回披露された、48Vハイブリッドモジュールとマニュアルトランスミッションを組み合わせた「ガソリンテクノロジーカー(GTC)」は、今後求められる燃費に関する規制に対し、現時点ですでに達成可能にする方法を実証している。
この新モジュールは、これまでの48V補機ベルト駆動式スタータジェネレーターから、エンジンとトランスミッションの間へと新しく配置を見直し、ベルトでクラッチモジュールへ接続されている。これにより、「乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)」で15%のCO2削減を達成しており、従来のエンジン前端部のスタータージェネレーター方式よりさらに燃費を向上させている。またこのハイブリッドモジュールの電気モーターは、車両がエンジンオフで静止状態でも、エアコンコンプレッサーを駆動させることが可能だ。
この48Vマイルドハイブリッドは、日本や東南アジアで広く使われている小型のコンパクトカーを、手頃な価格で電動化する上で最適なシステムと位置付けられている。
もう一つの技術コンセプト、「シェフラー・ハイパフォーマンス48Vシステム」は、48Vベルト駆動式スタータジェネレータを、コンパクトな48V電動アクスルドライブと組み合わせてリヤアクスルに配置するシステムだ。
電動リヤアクスルは、都市部を低速でEV走行するために使用できるだけでなく、どんな速度でも左右のタイヤを効率的にトルク配分ができる、いわゆる「駆動トルクベクタリング」を行なうことができる。これにより、厳しいオフロード条件下であっても、車両の立ち上げ時のパフォーマンス、ダイナミックス、安全性が向上するため、ミッドサイズのSUVセグメントに最適なシステムとされる。
シェフラーのブースではこれ以外に、48Vマイルドハイブリッド+電動スーパーチャージャー・システム、フォーミュラーE用の専用モーターも展示。また日本の自動車メーカー向けに開発されたボールスクリューを使用した電気機械式の連続車高可変システムや、連続可変リフト吸気バルブ機構のユニエア・システムを採用したジャガーの2.0L・4気筒イニンジニウム・エンジン、そしてBMW7シリーズやアウディQ7、レンジローバーなどに採用されている、電気機械式の可変スタビライザーなども展示されている。
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