12月3日(日)にモビリティリゾートもてぎで行なわれているホンダ・レーシング・サンクスデー(HRTD)2023で、2度のスーパーフォーミュラ王者である野尻智紀が、レッドブルRB16Bをドライブ。念願のF1マシンでの走行に緊張していたものの、走り始めたら「それを忘れるくらい、すごく興奮した」と語った。
2021年と2022年に2年連続でスーパーフォーミュラを制し、2023年シーズンもドライバーズランキング3位を獲得した野尻は、当初からF1ドライブを所望していた。そこでホンダがレッドブルに打診したところ「野尻であれば乗せられる」と快諾が得られ、今回のイベントが実現した。
■野尻智紀が明かす、海外進出に対する複雑で“アンバランス”な感情。現状関心あるカテゴリーはない一方「挑戦したいという気持ちはあります」
野尻は前日に習熟走行を完了した後、3日の朝からサーキットに詰めかけたファンの前でRB16Bを走らせた。
コース上では今季までFIA F2に参戦し、来季からスーパーフォーミュラで野尻とTEAM MUGENでコンビを組む岩佐歩夢と共演。岩佐は鈴鹿のプレシーズンテストより一足先に、SF23を走らせた。
ホームストレート上にRB16Bを止めて、降りた野尻の表情には笑みが浮かんでいた。そして走行後、F1ドライブに向けた緊張度合いを尋ねられた野尻は次のように答えた。
「そうですね。最初は『これをやったら壊れる』『あれをやったら壊れる』というふうに、色々と脅されていたんですよ(笑)」
「壊さないように気をつけましたが、とにかく、そういうことを忘れるくらいにすごく興奮しました」
また野尻は実際にF1マシンに乗ったことで、スーパーフォーミュラとの差は大きくなかったとしながらも、F1を目指すドライバーがシリーズに参戦する訳を実感したと語った。
「この辺からブレーキかけたら止まるなという感覚は、(スーパーフォーミュラと)近いと思います」
「1コーナーもスーパーフォーミュラのブレーキングを参考にして『この辺なら止まるだろう』という感覚でやりました。そのあたりは、(感覚が)近いおかげで馴染みやすかったですし、みんなが言っている通り、このスーパーフォーミュラがF1へのステップとしてすごく有効だと身をもって感じました」
一方で、1000馬力を超えると言われるF1マシンのパワーは、スーパーフォーミュラとの違いだと野尻は語った。
「本来、予選などでは実際もっとパワーが出ていると思いますが、スーパーフォーミュラと比べるとパワーを感じました」
インタビューに対して野尻はそう答えた。
「でも、何回もアクセルを踏んでいたら『こんな感じか』と慣れました。本当に楽しかったですし、なによりファンのみなさまの前で走ることができたので、僕にとってもそれは良かったです」
ガレージへ戻った野尻はレッドブル・レーシングのクルーとRB16Bを囲んで写真撮影を行なった後、スタッフひとりひとりと握手を交わした。
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