9月22日、鈴鹿サーキットでF1日本GPのフリー走行2回目セッションが行なわれた。トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
レースウィーク最初のセッションとなったFP1では、レッドブルのフェルスタッペンがトップタイムを記録。2番手以下にコンマ6秒の差をつけた。また前戦シンガポールでアップデートを行なったばかりのアルファタウリは、角田裕毅が5番手タイムを記録するなど上々の滑り出しを見せていた。
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午後に入り、15時に曇り空の下スタートしたFP2は気温28℃、路面温度39℃というコンディション。各車ミディアムタイヤや、今回追加供給されているテスト用タイヤを履いてコースに出ていき、3~7周ほどの走行をした。
そんな中で、早くからただひとりソフトタイヤを投入したフェルスタッペンは、1分31秒377をマークしてトップ浮上。自身がFP1で記録したベストタイムを早速塗り替えた。その後セッション折り返しに近付くと、各車が続々とソフトタイヤに履き替えてタイムを出しにいった。
そこでフェルスタッペンのタイムを塗り替えたのが、マクラーレンのランド・ノリス。1分31秒152をマークした。さらにフェラーリのシャルル・ルクレールがセクター2で速さを見せて1分31秒008でトップに立つも、そこからやや遅れて2セット目のソフトタイヤを投入したフェルスタッペンが1分30秒688を記録。トップ3はフェルスタッペン、ルクレール、ノリスの順となった。
アルファタウリの角田裕毅はハードタイヤとテスト用タイヤで周回を重ねた後、ソフトタイヤを入れてタイムを上げたが、1分32秒178にとどまり、18番手でセッション終盤を迎えることとなった。
終盤の十数分間は、アルファロメオの周冠宇以外がコースに出て、そのほとんどがユーズドタイヤで10周前後のロングランを行なった。周には油圧系のトラブルが出ていたようだ。
セッション残り3分となったところで、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)がクラッシュ。デグナー2個目を曲がりきれず、アウト側のバリアにヒットした形だ。これによりセッションは赤旗中断となった後、そのまま再開されずに終了となった。
タイムの上位3名はセッション中盤から変わらず、フェルスタッペン、ルクレール、ノリスの順。4番手以下はカルロス・サインツjr.(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)と続いた。FP1で2台揃ってトップ10に入ったアルファタウリは、リアム・ローソンが15番手、角田が18番手という結果に終わった。
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