「スペチアーレ クラシケ ブランチ 御殿場」とは?
すべてのフェラーリが参加可能な春に開かれる「フェラーリ・ブランチ」に対し、スペチアーレ・モデルとクラシケ・モデルに特化したのがスペチアーレ クラシケ ブランチ 御殿場だ。
オープンイベントとして開催される春の「フェラーリ・ブランチ」と異なり、「スペチアーレ クラシケ ブランチ」はフェラーリ・オーナーズクラブ・ジャパン(FOCJ)のメンバーに向けたクラブ・イベント。
イベント名のようにスペチアーレ・モデルとクラシケ・モデルを持ち寄り、ブランチを楽しみながらメンバーの親睦を深めることを趣旨とする。スペチアーレはラ フェラーリ・アペルタに至るおなじみのラインにくわえ、スーパーアメリカ、599GTO、F12 tdf、などの12気筒限定モデルや、8気筒べルリネッタの限定モデル(チャレンジストラダーレから430スクーデリア、スクーデリア・スパイダー16M、458スペチアーレ、458スペチアーレA)も対象となり、数多くの参加を数えた。
また余席があれば現行モデルでも参加できるため、通常モデルの姿も数多く見られた。
当日は先週までの週末とは一転して青空の広がる快晴に恵まれ、朝方はイベントの開催を祝すように富士山も姿を現してくれた。
4車4様のF12 tdf
会場で注目を集めていたのがオーナーの好みでオーダーされた4台のF12 tdfだった。ボディカラーもシルバー、シャンパン・ゴールド、ロッソ、パールホワイトとそれぞれ異なり、膨大なオプション・パーツにくわえテーラーメイドによるカスタマイズも施され、別のイメージに仕上がっていた。
角度によってブルーが浮かび上がるパールホワイトはビアンコ・バードケージで、ブルーカーボンをセレクトしたことにより、これまでにないイメージでまとめられていた。
フェラーリを描いた和服を特別展示
ブランチでいつもフェラーリを題材とした手作りの和服で参加するメンバーの安木眞弓さんが、これまでに製作した手描きの訪問着や帯が会場内で一堂に展示された。安木さんは久保田一竹氏に従事して手描き友禅の技を磨いたもので、フェラーリ愛が半端ではないだけに、その作品はフェラリスティなら思わずニヤリとさせられる柄が特徴だ。なかにはフェラーリとクリスマスをモチーフとした作品も展示され、女性の人気を集めていた。
またフォトスタジオ部分にはエンツォ・フェラーリが、スペチアーレ クラシケ ブランチを象徴するように展示された。メインホールでは70周年を記念した限定のテーラーメイド車が3台持ち込まれ、なかなか目にできないレアな仕様だけに参加者の注目の的だった。
グリーン上で語らうのがブランチの伝統
今回もブランチの伝統に則り、特別なプログラムはなく、ガーデンのグリーン上に愛車を並べ、仲間や初めて会うメンバーとフェラーリ談義などで盛り上がっていた。ガーデンでクルマの回りで歓談したのち、タンタローバでブランチ特別メニューのコースを仲間とともに楽しんだ。
食事の後は参加者全員で記念撮影を行い、3連休の最終日ということから帰路の渋滞を避けるため早々に解散となった。とはいえメンバーたちは秋の休日を存分に楽しんだに違いない。
次ページではスペチアーレ・クラシケ・ブランチの模様と参加した主なモデルをご紹介しよう。
全21枚「スペチアーレ クラシケ ブランチ 御殿場」詳細レポ
続々と参加車が御殿場ヴィンテージ・ガーデンにやってきた。豪快な12気筒サウンドともにデイトナが到着。
特別展示としてメンバーの安木眞弓さんが、これまでに製作した手描きの訪問着や帯が会場内に展示された。
安木さんのフェラーリをあしらった作品は、松田氏のガレージ内で実車の傍らに展示され、華麗な共演を実現。
今回のヴィンテージ・モデルは365GTB/4デイトナが3台だけだった。
ガーデンの主役はフェラーリ70周年を記念したラ フェラーリ・アペルタだ。
エンツォ・フェラーリは磨き上げられてフォトスタジオに展示された。
ビアンコ・バードケージに塗られたF12 tdfは、ブルーカーボン・パーツと相まって圧倒的な存在感を放っていた。
こちらのF12 tdfはF1マシンをイメージしたと思われ、シルバーのライニングの細い部分の塗装は神業レベル。
シックな雰囲気で纏められたF12 tdf。ニューフェイスのF12 tdfはこの3台で、合計5台が参加した。
8気筒限定モデルの先駆けは2003年に登場したチャレンジストラダーレだ。
F430ではより辛口仕上げとなり「スクーデリア」と命名された。
レヴォクロミコ・ルーフが特徴のスーパーアメリカもやってきた。
栄光のGTOの名が再び与えられた599GTOは、トラッドな姿が魅力。
最後のNA限定モデルとなろう458スペチアーレ。ストライプ無しも新鮮だ。
90年代のクラシケ・モデルは348とF355だけと少々さびしかった。
メインホールには70周年記念限定テーラーメイド車を展示。こちらはデザイン#33ジョン・サーティースの158F1を題材としたカリフォルニアT。
このカリフォルニアTは、70周年記念デザイン#65として用意された458スペチアーレAのイメージを盛り込んだカラーリングが特徴。
デザイン#54は1993年イタリア・スーパーカー選手権を制したF40のモンテシェル・カラーをF12ベルリネッタにさり気なく再現したもの。
こちらは赤くない跳ね馬たちを並べたエリア。これらの色も魅力的だ。
ランチはタンタローバのブランチ特別メニューを仲間とともに楽しんだ。
最後に参加者全員揃って記念撮影。最後まで好天に恵まれた。
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