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ドリフト好きが結婚を機にトヨタ「ハイラックス」を乗り継ぐことに!「パイプバンパーと塗装はDIYで仕上げました」

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ドリフト好きが結婚を機にトヨタ「ハイラックス」を乗り継ぐことに!「パイプバンパーと塗装はDIYで仕上げました」

オフロード車の魅力を引き出す四駆スタイル

厳ついバンパーや艶消しのボディカラーが印象的だったトヨタ「ハイラックスサーフ」。2023年12月9日に開催された「TOYO TIRES FAN MEETING IN FUKUOKA」のコンテストエントリー車の中で、TOYO TIRESのオフロードタイヤ、オープンカントリーを装着した国産オフローダーの中では、群を抜いて目立っていた小野智範さんの愛車をご紹介!

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ドリフトからJラグを楽しんだ後の、DIYオフローダー

装着されているタイヤは、TOYO TIRESのオープンカントリーで、サイズは305/70-16インチだった。流行りのリフトアップ系と呼ぶには物足りない。ハード系オフローダーの雰囲気がそこかしこから漂っていたのが、小野さんの愛車だった。

車両はトヨタ「ハイラックスサーフ」。現在は国内での正規販売はされていないが、トヨタを代表するSUVとしては、1983年に初代(N60系 1983-1989年)が誕生。2代目(N130系 1989-1995年)、3代目(N180系 1995-2002年)と続いて、この車両は4代目(N210系 2002-2009年)、正式には4WDのためN215系となる。

「免許を取ってすぐは、R32スカイラインのタイプMでドリフトを楽しんでいました。よくあるパターンですが、結婚をきっかけに4ドアに乗り換えようと思い、その時に憧れていたN160系のハイラックスピックアップ、ダブルキャブを手に入れたのです。ところが実際に使ってみたら、集中ドアロックやパワーウインドウが無いので、ファミリーカーとしてはとても使いにくく……そこからN130系ハイラックスサーフに乗り換えました」

小野家として2世代目のファミリーカーとしてやって来たオフロードスタイルに改造されていた「ハイラックスサーフ」(N130系)は、ピックアップダブルキャブの不都合だった部分を全て解消。その結果、約11年にもわたって家族で親しんできたそうだが、実はその間に、購入当初のオフローダースタイルから、真逆のドレスアップジャンルであるJラグ系へと進化していたそう。

20インチホイールのギラギラ系から、再びオフロードスタイルへ

Jラグとは今から10年以上も前に流行した、カスタムジャンルのひとつだ。簡単に説明すると、ラグ=ラグジュアリーを目指し、日本車をベースにギラギラ系大径ホイールやときには派手なグラフィックペイントを用いて仕上げるスタイル。アメリカで販売されている高級セダンやスポーツカーをベースにすることが多かったが、ハイラックスサーフは4駆系Jラグベース車として、一部のファンに人気だったのだ。小野さんは、愛車のN130系に20インチホイールを履かせて、ファミリーカーとしてJラグを楽しんでいたわけだ。

しかも、小野家第3世代のファミリーカー、今の愛車のN215系に乗り換えた際も、当初はJラグを踏襲していたとのこと。しかし、Jラグ仲間が少しずつ減り、次のドレスアップを模索しているときに、インスタグラムなどでハワイのオフロードスタイルを発見。「次はこれだ!」というインスピレーションの元、再びオフロード系へのドレスアップへと突き進んだのだ。

「Jラグを辞めるときに最初に手に入れたのは、溶接機と切断機でした。パーツを全て購入したらお金がかかりそうなので、できるだけ自分で作ろうと。でもベンダーマシン(パイプを曲げる機械)は持っていないので、外装のバンパーは細かく切り刻み溶接。図面なんて作らず、現物合わせで切って繋げてを繰り返して形を作りました。パイプの穴はフタを被せ、また溶接。どうしても上手く仕上がらなかったところは、溶接部にパテ盛りして、溶接跡の雑さをごまかしています(笑)」

なお、外装類も自家塗装とのこと。フェンダーの裏側に使われるザラつきが特徴のアンダーコートをボディの下地に使い、クルマの塗料メーカーで有名なタカラ塗料のフレンチグレーで塗装。ドアのステンシルも自作で挑戦した。

「試し書きのつもりで、拭けば消えるだろうと思ってホワイトボード用のマーカーを使ったら、予想に反して消えなかったんです。もうどうしようもないので、このままでいいやと(笑)」

こうして苦労を重ねながらも、完成した今のこのスタイル。小野家のファミリーカーとして、もうひとつの趣味であるアウトドアと共に、大活躍しているのだ。

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みんなのコメント

17件
  • キイロイトリ
    そもそもカンガルーバンパーはオーストラリアの荒野でカンガルーと衝突、ラジエター破損で動けなくなるのを防ぐために出来たもの。
    広いオーストラリアでエンコはドライバーにとっては死活問題になります。

    ボンネットエアバッグだけでなく、ボンネットには歩行者被害軽減のため衝撃で跳ね上がる工夫もされている時代に何でカンガルーバンパーが必要なのかという話です。

    日本では動物に衝突して停止してしまってもすぐにレッカー救援がありますし、死活問題にもなりません。
    さらに言えば日本では動物との衝突より歩行者との衝突機会の方が圧倒的に多いハズです。

    本スレの主旨は不要かつデメリットしかないものをわざわざ装着するのはいかがなものかという提起です。
    コメントに同調できなければスルーしてください。
  • mas********
    結婚しても痛い奴は痛い。
    イマドキ対衝突の事も考えずに凶器のパイプバンパーは痛い。
    自分の子供も巻き込まない様に気を付けてくれ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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