『GQ JAPAN』の編集者・イナガキ(29歳)が、ひょんなことから中古のフェラーリを購入した! 勢いで買ってしまったフェラーリのある生活とは? 今回は、フェラーリ・クラシケ取得によって届いたブックレットのおはなし。
発行費用、53万9000円
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憧れのフェラーリ・クラシケを取得したことで、ようやく手元に“認定書”が届いた。これによってわが360モデナがオリジナル状態を保っていることが、フェラーリ本社から認められたのだ。
【前話】Vol.109 フェラーリ・クラシケの鑑定書に感動!
先週の記事では“鑑定書”と、書いたが、正しくは認定書だった。後日、納品請求書を見たところ、作業項目に「Classiche認定書 発行費用」と記されていたのだ。
ちなみに、その費用は53万9000円! たった紙切れ1枚の発行費用が54万円である。あらためて金額を知ると、気軽にブックレットからは取り出せなくなってしまった。認定書を持って得意げに記念撮影をしたときは、発行費用のことをすっかり失念していた。
認定書は、イタリア・マラネッロのフェラーリ本社から送付されたもので、真っ赤なブックレットにおさめられている。発行費用からするに、かなり立派なモノにおさめられているのでは? と、想像する人は多いかもしれない。
が、実物は普通のバインダーだ。表紙こそ、“360モデナ”の車名とシャシーナンバーが刻まれた金属製プレートで、跳ね馬とフェラーリ・クラシケのロゴをあしらっているものの、バインダーとしてはゴージャスな仕立てとは言えない。レザーやカーボン・ファイバーといった素材が使われているわけでもない。普通の文具店に並んでいてもおかしくないクオリティだ。
が、オウナーからすると、クオリティは気にならない。愛車の情報が刻まれた金属製のプレートを眺めているだけで、嬉しくなってくる。
Vol.93 修理金額判明
Vol.92 事故の続きと驚きの方向へ
Vol.91 愛車をぶつけました
ブックレットの中身
ブックレットの各ページは、開閉するリングによって綴じられているので、取り外せるようになっている。
なかには「LIBRETTO MANUTENZIONE」と、書かれている小冊子があった。日本語に訳すと“メンテナンス・ブックレット”とこと。今後、正規ディーラーで点検を受けると、小冊子に専用のハンコが押印されるという。もっとも、点検を受けないからといって、フェラーリ・クラシケが無効になるわけではない。
すでに最初のページには、フェラーリ・クラシケ取得をしめすハンコが押されていた。日付などが書かれているものの、読み取りづらく、なんと書かれているのか解読出来なかった……。
Vol.101 女優・夏樹陽子さんとの再会(後編)
Vol.100 女優・夏樹陽子さんとの再会(前編)
ほかには、フェラーリ・クラシケ取得をしめす専用プレートも内包されていた。これは愛車のどこかに装着すべきなのか?
フェラーリ横浜サービス・センターの高橋忠久工場長に訊くと、ほとんどのオウナーはブックレットに保管したままにするという。なかにはガレージに飾っている人もいるそうだ。愛車の内外装に装着している人はほとんどいないという。ボクも装着する場所を考えたものの、思いつかなかった。
Vol.68 トラブル発生!
ブックレットの大半を占めるのは、審査にかかわる報告である。審査用に撮影した写真がすべて掲載されていた。各所がオリジナルであるかどうかを「YES/NO」で記すチェック欄付きのページもあった。
あらためてブックレットを見ると、わが360モデナのコンディションがかなりよかったことがわかる。
Vol.48 ちょっと古いフェラーリのランニングコスト
「360モデナのような比較的新しいモデルで、フェラーリ・クラシケを取得して意味があるのか?」と、思う人もいるかもしれない。
新しいといっても、360モデナはすでに登場から20年以上を経過している。近年、オリジナル状態を保っている個体は激減しているとも聴く。だからこそ、フェラーリ・クラシケを取得しよう! と、思ったのだ。気になる向きは、中古車の検索サイトで360モデナをチェックすると良い。多くの個体は、なんらかのカスタマイズが施されている。
このあとは車検や自動車保険の支払いなどが控えている。普段、あまり乗らないとはいえ、それなりの出費は必要だ。維持するのは大変であるが、せっかくコンディションの良い360モデナと巡り会えたのだから、まだまだ頑張って維持しようと思う。
『29歳、フェラーリを買う』直近記事
Vol.109 フェラーリ・クラシケの鑑定書に感動!
Vol.108 フェラーリ・クラシケ取得出来ました!
Vol.107 まもなく車検!
Vol.106 税金と保険
Vol.105 新型ポルトフィーノMに憧れる
Vol.104 冷たい風が欲しい!
Vol.103 トラブルは気まぐれ
Vol.102 トラブルかも!?
Vol.101 女優・夏樹陽子さんとの再会(後編)
Vol.100 女優・夏樹陽子さんとの再会(前編)
Vol.99 施工するのはどこ!?
Vol.98 “SPPF”に注目!
Vol.97 愛車を守りたい!
Vol.96 春なのに
Vol.95 事故の決算書
Vol.94 保険協定の結果
Vol.93 修理金額判明
Vol.92 事故の続きと驚きの方向へ
Vol.91 愛車をぶつけました
Vol.90 UVERworld・真太郎さんとの出会い(後編)
Vol.89 UVERworld・真太郎さんとの出会い(前編)
Vol.88 フェラーリ・クラシケ取得は簡単に進まない!?
Vol.87 458スパイダーとの偶然の出会い
Vol.86 フェラーリの実燃費 Part.2
Vol.85 新型ポルトフィーノMも良いではないか!
Vol.84 ローマに乗る
Vol.83 2020年を振り返る
Vol.82 人生初のツーリングに参加
Vol.81 あるべき“穴”がない!
Vol.80 クラシケ取得費用に納得
Vol.79 スーパーカーとソーシャルメディア
Vol.78 愛車をイベントに展示しました(後編)
Vol.77 愛車をイベントに展示しました(中編)
Vol.76 愛車をイベントに展示しました(前編)
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Vol.71 フェラーリ・クラシケを取得するぞ! その3
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Vol.68 トラブル発生!
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Vol.65 自動車保険の現実(前編)
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Vol.39 新車フェラーリを購入!?
文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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みんなのコメント
Vol.Vol祭りしか頭に入らなかった。