より深くタフに魅せる
サスペンションやマフラー、エアロなどのカスタマイズパーツが車種専用設計なのに対し、アルミホイールは同じデザインでインセットやリム径、PCDなどのサイズバリエーションを増やすことで軽自動車からミニバン、SUVまで幅広い車種に対応させた「汎用品」が多い。
【デリカD:5用厳選ホイール】原点回帰の最新3ピース!「WORK クラッグ ガルバトレ」
レイズの「チーム デイトナ」ブランドは、あえてコストのかかる車種専用設計を採用。理由はブレーキサイズに合わせてリムの深さを極限まで追求したり、ディスクや加飾の造形に凝ったりと、装着車の魅力を引き出すデザインを実現するため。
ターゲットはSUVや1ボックスなど、ワイルドでタフなイメージの車種に限定。なかでもデリカD:5用は8種類を設定し、標準車高でホイール交換のみのシンプルスタイルからオーバーフェンダー+リフトアップで迫力の増した4×4ルックまで幅広いカスタムニーズに応える。
TEAM DAYTONA F6 BOOST
●セミグロスブラック(N1)
●セミグロスブラックはダイヤモンドカットでリムの奥行きを強調する
最新作の「F6 Boost(ブースト)」は、チームデイトナを代表するFDX F6がベース。伝統の2×6スポークはそのままに、より多面的なデザインにリファインを施した。
注目ポイントはリムの深さとコンケイブ(逆ゾリ)の両立。リム部から大きくディスク面を立ち上げることでリム深度を強調しつつ、アクセントのピアスドリルと合わせて1ピース構造でありながらリムフランジの別体パーツ感を演出。スポークの側面にもリブを加えて、エッジの利いた力強い印象を与えている。
●ダークブロンズ(Z5)
●リムに刻んだブランドロゴとピアスドリルの意匠がアクセントになる
レイズの高い技術力はモータースポーツでも証明済み。メイドインジャパンにこだわり、レース用ホイールという「究極の車種専用設計」で培ったノウハウを余すことなくフィードバック。独自技術のA.M.T.(Advanced Machining Technology)によって刻まれた「TEAM DAYTONA」のロゴにプライドが宿る。
〈サイズラインアップ〉※セミグロスブラック(N1)/ダークブロンズ(Z5)
16×7.0J インセット32、40:4万6200円/4万4000円
17×7.0J インセット32、40:4万9500円/4万7300円
「チーム デイトナ」のデリカD:5用は全8種類を設定
ターゲットが明確だとデザインも攻められる。それを体現したブランドが「チーム デイトナ」。シリーズ中、定番モデルのFDXはホール数とスポークの数は基本同一だが、5穴のデリカD:5用は、バランスを考えて7本スポークにするなど、徹底して見せ方にこだわっている。王道の16インチのほか、純正タイヤが使用可能な18インチもラインアップ。
●M9
●FDX-D
●FDX F7
●F6 drive
●DS5
●NTD.5
●FDX F7S
〈文=湯目由明〉
■問い合わせ先
レイズ
06-6787-0019
www.rayswheels.co.jp/
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