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車売却あるある。車の査定申し込みでしつこい電話!鳴り止まない電話は本当なのか

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車売却あるある。車の査定申し込みでしつこい電話!鳴り止まない電話は本当なのか

車を売ろうとした時に下取り車としてカーディーラーに車を売却するのか、買い取り専門業者に買い取りを依頼するのかの2つ方法があります。一般的に下取り車としてカーディーラーに売却すると、今乗っている車の評価は高く評価されにくいと言われています。また下取り車というのは新車購入を前提とした車の売却方法であることから現金化することができなかったり、こだわって装着した装備が評価されにくいといったこともあります。でも、少しでも車を高く売りたいと思うのは皆同じこと。

そこでもうひとつの選択肢として出てくるのが買い取り専門業者です。買い取り専門業者を調べていく中で一見便利に感じるのは複数の買い取り専門店の買取価格の比較ができるといったサービスを展開している一括査定。一括査定には便利な部分がある反面、しつこい連絡に悩まされるといったことがあるようです。前置きが少し長くなってしまいましたが今回は車の査定申し込みをした時に電話やメールが鳴り止まない理由を探るとともになぜしつこい連絡が来てしまうのかを分析し、連絡を減らす対策をお教えします。

車の下取りの意味を知っていますか? 車の下取りと買取りの違いのお話

査定申し込みをした途端電話の嵐

インターネットで「車 査定」と検索をすると「一括査定」、「一括比較」、「一括依頼」などさまざまな便利そうな言葉が並んでいます。これらはひとつのサイトに車の情報や連絡先などを入力し申し込みをするといったシステムになっており入力した情報を送信すると申し込み完了の自動返信メールのような速さで電話がかかってきます。

実際に一括査定サイトを利用したことのある人の声を聞いてみると、登録ボタンを押した5秒後から電話がひっきりなしにかかってきて、話をしている最中にも続々と着信があり20件から30件ほど不在着信があるといったケースもあるようです。ひと昔前までは昼夜を問わず真夜中まで電話がかかってきていたこともありましたが、現在ではJPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)の規定によって深夜の電話は原則禁止になっています。よって真夜中に申し込んだ場合、翌朝まで電話がかかってくることはなくなりました。しかし、規制があっても翌朝からは電話が鳴り止まないといったことに悩まされるのは確かなのが現状です。仮に申し込みフォームに「メール連絡希望」と明記しても電話番号を登録すると電話がかかってきてしまうサイトもあるようです。では、なぜこんなにもしつこく電話がかかってくるのでしょうか。

しつこい電話には理由があった

電話がひっきりなしにかかってくる理由はズバリ「一番早く連絡がとれたところで車を売却する可能性が高いから」です。いち早く車を売却したいユーザーとのコンタクトを素早く取り高い買い取り額を提示することで他業者に買い取られてしまわないようにしているのです。これにより高額買取が実現しているのです。しかし、ユーザーにとってはどこからともなくかかってくる電話に対応するのは大変なことです。同じことを何度も説明したり、同じような質問に何度も答えなければならないといった手間がかかります。一方、多くの業者から問い合わせが来ることをうまく使えば買い取り業者同士を競合させることができより高い価格で車を売却することができるといったメリットがあるのも確かなのです。

車の査定申し込み時にしつこい電話に悩まされない方法

多くの買い取り業者から電話などの連絡が来ることを利用して高い買取額で車を売却することができるものの同じことを何度も伝えなければならないのは時間と手間がかかります。では車の査定申し込み時にしつこい電話などの連絡に悩まされない方法はないのでしょうか。実は答えは簡単です。査定に必要な情報を入力することができるフォームを備えているサイトを利用すれば良いのです。車の詳細情報を入力するのは面倒だと思うかもしれませんが、電話で何度も同じ説明を繰り返したりメールで何社にも査定に必要な情報を送るよりも問い合わせフォームの時点で査定に必要な情報を入力してしまえば一度の情報入力で全てが済んでしまいます。とりあえずの申し込みをして後で大変な思いをするのであれば最初の情報入力に時間をかけてしまう方が後で大変な思いをすることが少なくなるのです。

車の査定に必要な情報とは?

車の査定に必要な情報とは一体どんな情報なのか。下に車の査定に必要な最低限の情報をまとめました。この情報を入力するフォームを備えているサイトもしくは備考欄などを備えているサイトであれば必要以上の電話などの連絡が来ることは少ないといえるでしょう。

〈車の査定に必要な情報〉

・メーカーと車種
・車のグレード
・総走行距離(ODOメーターの距離)
・ボディカラー
・年式(初度登録年)
・装着しているオプションやパッケージ

以上の6つの情報が査定に必要な最低限の情報です。これらの情報を入力することができれば買い取り業者もスムーズに買取額の提示をすることができ必要以上の電話やメールなどの連絡を減らすことができると言えるでしょう。ただし、上記に記載した6つの情報は最低限の情報であり車種や年式、モデルによってはより詳細な情報を求められることがあります。

まとめ

車の査定には時間と手間がかかることが一般的でしたが現在ではインターネットで簡単に査定の申し込みができるサービスが普及しています。しかし、しつこい電話やメールなどの連絡に悩まされてしまうトラブルが多くあるのも事実です。電話やメールなどの連絡が多いのはいち早く査定をする確約が欲しいという理由と車の詳細情報が欲しいという買い取り業者の事情があるのです。このような理由がわかっていれば最初の申し込み時点での情報入力をきちんとして必要以上に連絡が来ないように仕向けてしまえば良いのです。ちょっとした工夫でしつこい電話やメールなどの連絡を減らすことができるのであればストレスなくスムーズに車の売却をすることができますね。

[ライター/齊藤 優太 画像/写真AC]

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