現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > FIA F3バルセロナ:レース3はレッドブル育成のハウガーが独走V。岩佐歩夢は15位

ここから本文です

FIA F3バルセロナ:レース3はレッドブル育成のハウガーが独走V。岩佐歩夢は15位

掲載 更新
FIA F3バルセロナ:レース3はレッドブル育成のハウガーが独走V。岩佐歩夢は15位

 FIA F3開幕ラウンドのレース3がスペインのカタルニア・サーキットで行なわれた。優勝したのはデニス・ハウガー(プレマ)だった。

 今季から1ラウンド3レース制のフォーマットに変更されたFIA F3。前日に行なわれたふたつのスプリントレースではアレクサンダー・スモリャル(ARTグランプリ)とオリー・コールドウェル(プレマ)がそれぞれFIA F3初優勝を挙げた。レース3は予選タイム順のグリッドとなり、デニス・ハウガー(プレマ)とジャック・ドゥーハン(トライデント)はフロントロウに並んだ。レース2で7位入賞を果たした岩佐歩夢(ハイテック)は19番グリッドからのスタートとなった。

■次代のF1候補生“岩佐歩夢” 第1回:レッドブル育成として臨むFIA F3では「優勝狙える」と自信

 スタートでは上位陣が4ワイドになったが、ポールスタートのハウガーがトップをキープしてターン1を抜けた。2番手には一時ヴィクトル・マルタンス(MPモータースポーツ)が上がったものの、すぐさまマッテオ・ナニーニ(HWA)がオーバーテイクしてハウガーの後ろにつけた。

 レース2では優勝を争うドライバーたちが続々と接触で順位を落とすような波乱の展開となったが、今回のレース3は概ねクリーンなレースが繰り広げられた。スタートでトップをキープしたハウガーは、2番手以下の争いを尻目に独走状態に。中団グループは10台前後がひと固まりとなって各所でバトルが行なわれていた。

 結果的にハウガーは1度も首位を譲ることなく22周のレースを制圧。トップでチェッカーを受け、2年目にしてF3初優勝を挙げた。また彼はレース2で優勝争い中にナニーニと接触してノーポイントに終わっていたため、その悔しさを晴らす走りを見せた。

 2位はレース中盤にマルタンス、ナニーニを攻略したドゥーハン。自身初の表彰台となった。そして3位にはナニーニが入った。

 19番手からスタートし、中団でのレースを強いられた岩佐は、レース後半に少しずつ順位を上げて15位でフィニッシュした。結果的にこのラウンドでは4ポイントしか獲得することができなかったが、全てのレースでグリッド順位よりも上の順位でフィニッシュしており、レース巧者ぶりを見せつけた。ただ、今季の特殊なレースフォーマットでは、予選での順位が週末全体の結果に大きく影響するため、今後タイトル争いに絡んでいくためには予選で最低でもトップ12に入ることが求められるだろう。

 なお、開幕ラウンドを終えてのランキングトップは34点のハウガーで、2番手はレース2ウィナーのコールドウェル(32点)。4点の岩佐は12番手となっている。

関連タグ

こんな記事も読まれています

アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
アルファロメオ ジュリア/ステルヴィオ、限定車「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
レスポンス
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
GWにホンダ青山本社で「モーターサイクルショー」開催、新型車をじっくり見られる機会!
モーサイ
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
ホンダN-VANがマイナーチェンジ。特別仕様車FUN「STYLE+ NATURE」を同時発売
カー・アンド・ドライバー
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
ランボルギーニの電動化第二弾は「ウルス」!フェイスリフトでPHEVになったウルスの全情報!
AutoBild Japan
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
くるまのニュース
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
レスポンス
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
モーサイ
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
WEB CARTOP
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
くるまのニュース
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
レスポンス
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
カー・アンド・ドライバー
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
くるまのニュース
グーグルマップの“2台使い”が最適解!? GWの高速道路で大渋滞!「そのまま乗り続けるか次のICで降りるべきか」問題をどう乗り切る?
グーグルマップの“2台使い”が最適解!? GWの高速道路で大渋滞!「そのまま乗り続けるか次のICで降りるべきか」問題をどう乗り切る?
VAGUE
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
くるまのニュース
うおおおお!!  マツダ6の後継が中国で爆誕!?  新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!!  丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
うおおおお!!  マツダ6の後継が中国で爆誕!?  新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!!  丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村