FIA F3開幕ラウンドのレース3がスペインのカタルニア・サーキットで行なわれた。優勝したのはデニス・ハウガー(プレマ)だった。
今季から1ラウンド3レース制のフォーマットに変更されたFIA F3。前日に行なわれたふたつのスプリントレースではアレクサンダー・スモリャル(ARTグランプリ)とオリー・コールドウェル(プレマ)がそれぞれFIA F3初優勝を挙げた。レース3は予選タイム順のグリッドとなり、デニス・ハウガー(プレマ)とジャック・ドゥーハン(トライデント)はフロントロウに並んだ。レース2で7位入賞を果たした岩佐歩夢(ハイテック)は19番グリッドからのスタートとなった。
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スタートでは上位陣が4ワイドになったが、ポールスタートのハウガーがトップをキープしてターン1を抜けた。2番手には一時ヴィクトル・マルタンス(MPモータースポーツ)が上がったものの、すぐさまマッテオ・ナニーニ(HWA)がオーバーテイクしてハウガーの後ろにつけた。
レース2では優勝を争うドライバーたちが続々と接触で順位を落とすような波乱の展開となったが、今回のレース3は概ねクリーンなレースが繰り広げられた。スタートでトップをキープしたハウガーは、2番手以下の争いを尻目に独走状態に。中団グループは10台前後がひと固まりとなって各所でバトルが行なわれていた。
結果的にハウガーは1度も首位を譲ることなく22周のレースを制圧。トップでチェッカーを受け、2年目にしてF3初優勝を挙げた。また彼はレース2で優勝争い中にナニーニと接触してノーポイントに終わっていたため、その悔しさを晴らす走りを見せた。
2位はレース中盤にマルタンス、ナニーニを攻略したドゥーハン。自身初の表彰台となった。そして3位にはナニーニが入った。
19番手からスタートし、中団でのレースを強いられた岩佐は、レース後半に少しずつ順位を上げて15位でフィニッシュした。結果的にこのラウンドでは4ポイントしか獲得することができなかったが、全てのレースでグリッド順位よりも上の順位でフィニッシュしており、レース巧者ぶりを見せつけた。ただ、今季の特殊なレースフォーマットでは、予選での順位が週末全体の結果に大きく影響するため、今後タイトル争いに絡んでいくためには予選で最低でもトップ12に入ることが求められるだろう。
なお、開幕ラウンドを終えてのランキングトップは34点のハウガーで、2番手はレース2ウィナーのコールドウェル(32点)。4点の岩佐は12番手となっている。
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