現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > フェルスタッペンがやはり最速。ルクレールが僅差で2番手に続く……角田裕毅はトラフィックに泣き13番手|F1アメリカGPフリー走行1回目

ここから本文です

フェルスタッペンがやはり最速。ルクレールが僅差で2番手に続く……角田裕毅はトラフィックに泣き13番手|F1アメリカGPフリー走行1回目

掲載
フェルスタッペンがやはり最速。ルクレールが僅差で2番手に続く……角田裕毅はトラフィックに泣き13番手|F1アメリカGPフリー走行1回目

 F1アメリカGPのフリー走行1回目が行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを記録した。

 今回のアメリカGPからメキシコシティGP、サンパウロGPと3週連続で南北アメリカ大陸を転戦する2023年のF1。その後2週を空けてラスベガス、アブダビの連戦でシーズンが閉幕する……まさにシーズン最終盤の戦いが幕を開けた格好だ。

■角田裕毅、アメリカGPで復帰するリカルドから感情コントロールを学ぶ?「僕の弱点であり、彼が得意なところだ」

 このアメリカGPは、前戦カタールGP同様F1スプリントを行なうフォーマットでの開催。ゆえにフリー走行が1回しかない。にもかかわらず多くのチームがアップデートを投入。おそらくこれらは、今シーズンの戦闘力向上というよりも、来季に向けた開発という側面が大きいだろう。

 そのフリー走行1回目は気温31度、路面温度37度というコンディションでスタート。セッション序盤から全車がコースに飛び出し、タイムを計測していった。各車が履くタイヤはハードとミディアムでほぼ半々に分かれた。

 まずはフェルスタッペンが1分38秒台を記録すると、メルセデスのジョージ・ラッセルやハースのニコ・ヒュルケンベルグらがこれを上回っていった。しかしフェルスタッペンは一気に1分37秒687までペースアップ。後続に大きな差をいきなり築いた。その後フェルスタッペンは1分37秒498にまでタイムを縮めた。

 このフェルスタッペンのタイムに肉薄したのがメルセデスのルイス・ハミルトンで、1分37秒542と0.044秒差まで接近。その後1分37秒394までタイムを上げ、首位に立った。

 また各車が1セット目のタイヤでのタイムを計測し終えた段階では、アルファタウリの角田裕毅も4番手につけた。

 まもなくセッション折り返しを迎えようという頃になると、各車が再びコースに。ただこのタイミングで2セット目のタイヤを投入したマシンはゼロだった。

 しかしそんな中、マクラーレンのランド・ノリスが1分37秒256を記録して首位に立ち、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソとフェラーリのカルロス・サインツJr.が角田の前に分け入って4番手、5番手につけた。

 セッション残り15分を切ろうかというところで、ウイリアムズのふたりが新品のソフトタイヤを投入。アレクサンダー・アルボンが1分36秒535を記録して首位に立つと、ローガン・サージェントも5番手に続いた。

 ウイリアムズ勢に続き各車も続々とソフトタイヤに履き替え、予選想定アタックに入った。

 ここで速さを見せたのはやはりフェルスタッペンで、1分35秒912でトップタイムを更新。フェラーリのシャルル・ルクレールが2番手、レッドブルのセルジオ・ペレスが3番手につけた。

 メルセデスのハミルトンはセクター1と2でフェルスタッペンを上回るペースを見せたが、セクター3が優れずに3番手までだった。

 結局このままセッション終了。今季圧倒的強さで既にドライバーズチャンピオン3連覇を決めたフェルスタッペンがやはりというべきか、速さを見せてトップタイムでアメリカGPをスタートさせた。0.156秒差でルクレールが2番手、ハミルトンが3番手となった。

 アルファタウリ勢は、角田裕毅は13番手だったが、最終アタックの最終セクターでトラフィックに引っかかってしまったようだ。今回が怪我からの復帰戦となったチームメイトのダニエル・リカルドが14番手だった。

 気になるのはマクラーレンとアストンマーチンの動向である、マクラーレン勢はミディアムタイヤ1セットをのみでFP1を走行。一方アストンマーチンはハードタイヤ1セットのみでこのセッションを終えた。

 スプリントを行なう週末は、FP1後に返却しなければいけないタイヤは1セットのみであるため、この2チームは予選以降にタイヤを温存したと考えられる。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村