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超ワル顔がカッコいい! シトロエンのフラッグシップ新型「C5 X」欧州で発売

掲載 更新 10
超ワル顔がカッコいい! シトロエンのフラッグシップ新型「C5 X」欧州で発売

■全長4805mmのDセグメント・クロスオーバーモデル

 仏シトロエンは2021年9月7日、新しいフラッグシップモデル「C5 X」を欧州で発売しました。

【画像】超ワル顔がカッコいい! 新型「C5 X」を見る(27枚)

 シトロエンのプロダクト戦略ダイレクター、ローランス・ハンセン氏は「C5 Xをとおし、現代性、洗練性、快適性、多機能性を求めるDセグメントのお客さまに、感情と理性に訴えるクルマを提供したいと考えました。ユニークなボディスタイル、さらに向上したコンフォート、プラグインハイブリッドエンジンと革新的な技術により、C5 Xはシトロエンらしい喜びと安心感を提供します」とコメントします。

 C5 Xは、サルーンとステーションワゴンを組み合わせたファストバック型の独創的なデザインを持つモデルで、2021年4月に世界初公開されました。

 全長4805mm×全幅1865mm×全高1485mm、ホイールベースは2785mmというDセグメントモデルで、長いフロントフードや高い位置にあるウエストライン、後輪の上のキックアップは、シトロエンのトップレンジの歴史を彩ってきたさまざまなクルマを彷彿とさせます。

 テールゲートはステーションワゴンとしての実用性を備えており、機能的な開口部と低いローディングシルにより、日常的な使い勝手の良さを実現しています。荷室容量は通常時545リッター、後席を倒すと最大1640リッターという広さを実現。電動テールゲートにはハンズフリー機能が備わるため、両手がふさがった状態でも開閉が可能です。

 エクステリアのデザインは、新型「C4」で導入されたシトロエンの新しいV字型ライトシグネチャーをフロントとリアに採用。これはひと目でシトロエンであることがわかるもので、LEDヘッドライトで構成されています。

■ガソリンモデルとPHEVを用意

 室内では、リビングルームでくつろいでいるかのような快適な座り心地を実現する「アドバンスド・コンフォートシート」を採用。これは特別なパッド加工によるもので、高密度フォームと厚みのある構造が生み出す姿勢保持性とダイナミックなコンフォート性能は、疲れ知らずの長距離ドライブを実現します。

 室内には新しいインフォテインメント・インターフェイス「Myシトロエン ドライブプラス」を採用。これは12インチのHDタッチスクリーンやワイヤレススマートフォン充電をそなえるもので、クラウドを介してリアルタイムに更新、スマートフォンをコードで接続しなくてもミラースクリーンが表示されます。また自然音声認識機能も搭載され、対話型で操作が可能だ。

 またシトロエンならではの魔法のカーペットライドを実現する「シトロエン・アドバンスト・コンフォートサスペンション」を採用。PHEV仕様ではさらに一歩進んだ制御を実現する「シトロエン・アドバンスト・コンフォート・アクティブサスペンション」を搭載します。

 3つのモードから選べるサスペンションコントロールシステムは、走行中のダンピングを弱めるとともにコーナリングにも対応して効率的なサスペンションの動きを可能にしているといいます。

 運転支援システムも充実。レーダー、カメラ、センサーなど、車体に配されたさまざまなデバイスを活用し、運転支援システムの分野でも最先端のテクノロジーを備えます。現行法に準拠した半自律走行レベル2のドライビング体験を提供します。

 またアダプティブ・クルーズ・コントロールとストップ&ゴーを組み合わせた「ハイウェイ・ドライバー・アシスト」や「レーン・キーピング・アシスト」では、ドライバーが速度や進路を管理する必要がなく、クルマがこれらの機能をすべて担ってくれるといといいます。

 ガソリンモデルとともに用意されたPHEVモデルは、システム出力225psを発揮。ZEVモードでは50km以上の走行が可能で、その際の最高速度は135km/hと、日常的な移動に最適化されました。

 フランスでの価格は、ガソリンエンジン搭載の「ピュアテック130 S&S EAT8」が3万2900ユーロ(約430万円)から、PHEVの「ハイブリッド225e-EAT8」が4万4950ユーロ(約585万円)からとなっています。

 なお、欧州での納車は2022年初頭になるそうです。

※ ※ ※

 C5Xの日本導入の予定はあるそうですが、詳細な時期に関しては未定です。

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みんなのコメント

10件
  • 日本上陸は来年秋以降くらいかな?

    電動化に向けて舵を切っているから、もうハイドロの復活は無いのだろう。残念だけど。
  • 4WD仕様はあるんでしょうか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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