MotoGP第10戦チェコGP決勝のオープニングラップで3人のライダーが巻き込まれたインシデントについて、今回のレースにワイルドカードで参戦していたHRCのステファン・ブラドルがインシデントを引き起こしたのではないかという意見が上がっている。
決勝レースのオープニングラップでは、ブラドルがターン3でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とブラッドリー・スミス(KTM)に接触し、3人は転倒。そのままリタイアとなった。
チェコ決勝:ドヴィツィオーゾが三つ巴の接戦制して2勝目。ドゥカティ1-2
また前戦ドイツGPでもオープニングラップでポル・エスパルガロ(KTM)、アレックス・リンス(スズキ)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)がインシデントに巻き込まれており、2戦連続で複数台のバイクが絡むインシデントが起きてしまった。
ザクセンリンクでインシデントの煽りを受けたジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)は、危うく今週末もインシデントに巻き込まれるところだったと話した。
「僕の前でそれが起きたので、ペースを落とさなければならなかった」とミラーは話した。
「ブラドルは僕らをパスしようとしたけど、フロントタイヤがロックしてしまっていた。そこからはまるでドミノ倒しのようだった」
「彼はスミスにぶつかり、(スミスは)そこで転倒した。そして彼らはマーベリックをも片付けてしまった。マーベリックはハイサイドになっていた」
「ひどいクラッシュだった。僕はほとんどバイクを止めたようなものだったし、彼らが僕のフロントタイヤの目の前を横切るのをただ待つしかなかった」
「正直、”まただ。デジャビュだ”と思った。でも幸運なことに、今週はそれに絡まれずに済んだ」
また13番手スタートのフランコ・モルビデリ(マルクVDS)も、このインシデントを目撃したライダーのひとりだった。
モルビデリは、ブラドルがあまりにも速いスピードでターン3に進入したことによりクラッシュが起きたと話した。また、レースの早い段階でライダーたちがプッシュしすぎてしまうことに”恐怖”を感じたという。
「ステファンはかなりのスピードのままターン3に進入したと思う。そしておそらく少しブレーキが遅すぎて、フロントタイヤのコントロールを失って接触したのだと思う」とモルビデリは語った。
「僕は少し怖かった」
「唯一恐ろしいと感じたのは、これがレースの初めに集団の中で起きたということだ。(先頭から)離れたポジションにいる時は、多くのライダーがレース序盤にポジションを上げようとする。すると、数人のライダーがブレーキを遅らせるという同じアイデアを考えることもあるんだ」
「自分の前に大勢のライダーがいて、気をつけなければならないことも多い。だからレースの初めは非常に危険な状況だ。こういった混乱したところから離れるためにも、僕はもう少し前からスタートしたい」
一方、ブラドルは後ろから誰かに接触され、それがターン3でのクラッシュに繋がったと主張している。
「僕はターン3に向けてブレーキをかけていた、ビニャーレスとは少し距離が近かった。その時突然後ろから誰かがぶつかってきたと思ったんだ」とブラドルは説明した。
「グラベルでストップした時にブラッドリーが巻き込まれていたことに気がついた。何が起こっていたのかわからなかった」
「もっと情報を得ようと、レースディレクターのところへ行った。でも結局カメラの映像がなくて、誰もこれを確認できなかった。僕としてもクエスチョンマークが消えないままだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
出た~~!大型連休に大量出没「サンデードライバー」の困った行動とは 「周囲の怒り」食らわないために守るべき「運転時の当たり前」
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で”自動車税”高くなるのか 軽自動車は20%加算も!? 「やってらんない税」「税金安くしろよ」の声上がる 理不尽な重課措置の仕組みとは
車間空けすぎ、ほら割り込まれた!それでもゆっくり渋滞を走るドライバー、実は“イイ人”?
新型コンパクトSUV ホンダ「WR-V」の快進撃が止まらない! 月間受注1万台超えは計画の4倍以上 なぜ人気? “コスパ”だけでないその理由とは
「左足ブレーキ」は「アリ」?「ナシ」!? なぜ教習所では「右足ブレーキ」推奨? 割れる「見解」どちらが”正しい”のか
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?