ファビオ・クアルタラロは2024年でヤマハとの契約が満期になるものの、まだしっかりとした話し合いはスタートさせていないと明らかにした。
MotoGPは2024年限りで契約が一段落となるライダーが多く、2025年以降に向けて各陣営でシャッフルが起こる可能性が残っている。クアルタラロも2024年でヤマハとの契約が満期となるため、その将来が注目されている。
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クアルタラロはドゥカティやKTM、アプリリアといった欧州メーカーに比べ、ヤマハYZR-M1の進歩が限られていることに、繰り返し不満を表明してきた。
そのためクアルタラロが移籍する可能性があると見られていたが、彼は2024年シーズン開幕前の2月の段階で、既に他メーカーと「最初の接触」をしていると明らかにした。
一方で、クアルタラロはまだヤマハと延長に向けたしっかりとした話し合いを行なっていないという。彼はまず、今シーズンのヤマハの状況をしっかりと見極めたいとその意図を語った。
「締め切りはないよ。まだヤマハとはしっかりとした話し合いをしていないんだ」
カタールGPの木曜日にクアルタラロはそう語った。
「だから少し時間が必要になると思う。プロジェクト、チームそして新しいエンジニアの状況がどうなっているのかなど(を見てみる必要)がある。今のところ、以前言ったように僕らは前進していると思う。でも、みんなの意見を聞く必要があるとも思っている」
ヤマハは2024年シーズンに向けてドゥカティ陣営からエンジニアを引き抜きを実施。ヨーロッパ的な仕事の進め方も取り入れながら、ライバルとの差を縮めようとしている。
そしてクアルタラロは2023年の苦戦から、困難な状況にあるときの対処を深く学んだと語った。
「簡単じゃなかったよ。昨年は自分の置かれているポジションを受け入れるのが凄く難しかった」
「序盤の7~8戦では全然いい感じではなくて、自宅でもいい気分じゃなかった」
「3年連続でチャンピオンシップを争っていたところからこのポジションになるのは、全く簡単な状況じゃない。だけど今は、自分の位置を知る必要がある」
「僕らはチャンピオンシップ争いを考えられる立場にはない。でも懸命に取り組んでいるんだ。ヤマハも凄く頑張ってくれている。このプロジェクトは昨年よりもはるかにクリアな状況にあって、前へ進んでいる。時間はかかるかもしれないけど、もっと速くなれると僕は思っている」
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