■日本に1台!イギリスからやってきた7000万円の観光バス!
ひとことで「バス」といっても路線バスや観光バスなど種類はさまざまです。
それらのなかには「珍しい!」として話題を集めるバスもあります。日本に1台という激レアなバスとはどのようなものなのでしょうか。
【画像】こりゃスゴイ! 開放感ヤバい7000万円の観光バス「エクリプスジェミニ3」の実車を見る(22枚)
さまざまな地域で、多くの人の交通手段として活用されるバス。
そんなバスには、通勤や通学などによく使われる路線バスをはじめ、長距離区間を運行する高速バス、観光地を巡る定期観光バスなど、さまざまな種類があります。
なかでも、観光バスはその地域の観光地をアピールするため、ボディカラーに特徴があったり、デザインが可愛らしかったりと、あらゆる加飾がおこなわれています。
そんな観光バスのなかでも、「珍しい」として話題を集めた1台があります。
2021年3月に導入されたそのバスは、同年4月から運用が開始されている日本にたった1台の最新高級バス「Eclipse Gemini3(エクリプスジェミニ3)」です。
エクリプスジェミニ3は、イギリスのバスメーカー「Bamford bus Company(バンフォード バス カンパニー)」と「はとバス」の共同開発によって誕生した観光バスです。
東京駅丸の内から東京タワー、レインボーブリッジ、スカイツリー、浅草など、都内の観光名所を巡る「TOKYOパノラマドライブ」にて運行されています。
エクリプスジェミニ3は、ボディがイエローにカラーリングされているうえに「オープントップ」という天井がオープン型になっているボディ形状であることから、周囲の目を引く1台といえます。
そんなエクリプスジェミニ3の魅力のひとつは、オープントップで開放感のあるバス観光を楽しめるとともに、特大サイズに設計された2階フロントガラスから、周囲を広々と見渡すことができる点です。
なお、エクリプスジェミニ3では従来の2階建てオープントップバスでは、2階前方にあったガイド席を2階最後列に配置し、フロントの視界を広く確保。景色が良く見えるよう、細やかな部分まで考慮されています。
ちなみに、雨天時対策として搭載されている幌もコンパクトに収納されており、眺めの良い席が増えるよう工夫・改良もされています。
また、前述したボディカラーなどの特徴に加え、ホイールにはエンジンやシャシを製造したスウェーデンのスカニア社のエンブレムが刻印されていることも相まって、海外の観光バスに乗車しているかのような雰囲気を感じられるのも魅力といえるかもしれません。
さらに、はとバスの担当者は、エクリプスジェミニ3の最大の特徴について、「ボディの大きさからは想像もできないほど、車重が軽く設計されているのが特徴です」といいます。
エクリプスジェミニ3のボディには、アルミやFRPといった素材が活用されており、2階建てバスでありながら、一般的な大型観光バスと比べても1トンほど車重が軽くなっています。
また、担当者は「エクリプスジェミニ3は、車軸のレイアウトに特徴がある」として、以下のように説明します。
「2階建てバスは、通常、走行時の車両の安定性を考慮して、後輪2軸になっていますが、エクリプスジェミニ3はその車重の軽さから、1軸で安定性を確保できています。
そのうえ、後輪が1軸であるエクリプスジェミニ3は、後輪が2軸の観光バスよりも小回りが利くため、都内での走行にも優れています」
そんなエクリプスジェミニ3に対する乗客からの反響について前出の担当者は、以下のように話します。
「日本の道路に適合させるために企業努力が重ねられた結果、お客さまからは『乗り心地が大変良かった』との声をいただいています。
日本に1台しかない希少なバスなので、駐車した際などに降りて、車体の写真を撮るお客様も多く見られます。
実際に、SNSでは「街で見かけました!」「これから乗車します」とエクリプスジェミニ3の写真を投稿している人も多く見られます。
同時に、「早く乗ってみたい」という声も見られ、エクリプスジェミニが多くのユーザーに期待された1台であることがうかがえます。
なお、最新の技術をふんだんに活用し、このようにこだわりを持って開発されたエクリプスジェミニ3の車両本体価格は7000万円となっており、観光バスのなかでも最上級の1台となっています。
※ ※ ※
エクリプスジェミニ3は現在、前述した「TOKYOパノラマドライブ」コースを運行中ですが、2022年3月19日から4月10日までは、期間限定で「東京さくら回廊」という、およそ1時間のバスツアーが運行されています。
こちらのコースは満開の桜と美しい東京の景色を堪能できるコースとなっているため、この機会にエクリプスジェミニ3の乗車を検討してみるのも良いかもしれません
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新車102万円! トヨタ新「軽トラック」発表に反響あり!「もはやハイラックス・ミニ!」「あぜ道の王様だね」の声も!“2人乗り×超タフ”が自慢な「新ピクシストラック」とは!
激混み国道1号に代わる“快適バイパス”いよいよ全通近し! 車の流れ変わる? 滋賀「山手幹線」が3月延伸
トヨタ「新型クラウンエステート」まもなく登場へ 18年ぶり復活で「大型SUV化」×奥行き2mの「めちゃ広ラゲッジ」採用! シリーズ“第4”のモデルはなぜ延期が続いたのか
6MT搭載! ホンダが名車「Z」を復活!? 超レトロな「旧車デザイン」ד丸目ライト”採用した「3ドアクーペ」に注目! めちゃ懐かしい“水中メガネ”搭載した「Re:Z」コンセプトとは
日産「新型エクストレイル」まもなく登場!? 大人気SUVが「三菱のOEM」に? 明らかになった「PHEV」モデルの正体とは
トランプ大統領が「日本の消費税廃止」を要求? JEEP以外のアメ車が日本で売れない理由は「そこじゃない」
日産「崖っぷち」からの大逆転なるか? 800億円赤字、工場閉鎖…「技術の日産」再興でスバル化戦略? e-Powerの未来どうなる
ホンダe:HEVと日産e-POWER 元エンジニアが判定「長所」と「短所」をガチで比べるとどっちがいいの?
「高性能ターボ×MT」がウリなのに… 日産「“最強”2人乗りスポーツカー」なぜATのみ? 「フェアレディZ NISMO」がMTじゃない理由とは?
外国人が「簡単に取れる日本の免許証制度」とは? 問題が指摘される「外免切替」 国家公安委員長「制度改正の検討」を示唆! 事故実態は「把握せず」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント