北海道留萌市在住の写真家・佐藤圭さんが撮った貴重な動物、風景写真をお届けする週末連載。第15回は、キタキツネの子育てです。
北海道旅行中にキタキツネを見かけたことがある人は多いかもしれませんが、その子ギツネを見た人はあまりいないと思います。
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子育て中は、親ギツネも警戒心が強いこともあり、子ギツネたちが人前に出てくることはほとんどありません。
その子ギツネたちの見た目は、まるで豆柴にそっくりなんです。たまたま見つけた人が、親からはぐれた子犬と思い込んで保護しちゃったなんてこともあるんですよ。
写真・文/佐藤圭
画像ギャラリー……わんぱく子ギツネたちの成長日記
エサは絶対あげないでくださいね
北海道のキタキツネの子供は、4月前半に巣穴の中で生まれ、4月後半から5月初めに外に出てきます。積雪量の多い地域では少し遅れるようです。
巣穴から顔を出した子ギツネたち
動物たちの食料となる虫や植物などが増える時期を狙って子供を産んでいるんです。賢いですよね。
キタキツネは、メスだけで子育てをするヒグマやリスなどと異なり、オスも一生懸命巣穴にエサを運び、子育てに参加します。お母さんが、ワンオペ育児でストレスを溜めるなんてことはないんですね。
授乳中のお母さんギツネ
子供たちを遊ばせていても、周囲への警戒を怠らない母キツネ
子育て中のお引っ越し。わんぱく坊主もおとなしくくわえられてます
エサは、ネズミなどの小動物やヘビ、鳥類、昆虫などです。
キタキツネの子供は、赤毛の成獣と違い、灰色がかったふわふわの毛に覆われていて、目の色は愛すブルー、鼻が短く、柴犬のような顔です。
じゃれあってコロコロ遊ぶ姿は、子犬を見ているようで本当に癒されます。
巣穴を出て、遊び回る子ギツネたち
じゃれ合うのは、ハンターになるための訓練の一環です
初めて見るタンポポの花に興味津々
子育ては夏が終わるころまで続き、その後、親離れをします。
親離れした子供たちが一緒に行動する姿を見たこともあるので、成長過程の兄弟が力を合わせて生きていくこともあるのでしょうね。
お神酒徳利のような兄弟ギツネ。親離れした後、協力して生きているようです
北海道を旅行していると、最も見かける可能性が高い野生動物はキタキツネだと思います。でも、絶対にやめてほしいことがあります。
それは、近づいて触ること。そしてエサをあげること。
人に慣れ、エサをもらえることを知ったキタキツネは車に近づくようになり、事故につながります。近年、道路端で車にひかれたキタキツネを見ることが多くなってます。
なるべく距離をとって観察してください。お願いします。
佐藤 圭 Kei Satou
1979年、北海道留萌市生まれ。動物写真家。SLASH写真事務所代表。フランスのアウトドアブランド「MILLET」アドバイザー。
日本一の夕陽と称される留萌市黄金岬の夕陽を撮影するために写真家の道に入る。北海道道北の自然風景と野生動物を中心に撮影を続け、各地で写真展を開催し、企業や雑誌、新聞などに写真を提供している。
2018年、エゾナキウサギの写真「貯食に大忙し」で第35回『日本の自然』写真コンテスト(主催:朝日新聞社、全日本写真連盟、森林文化協会)で最優秀賞受賞。
ウェブサイト:https://www.keisato-wildlife.com/
Facebook:https://facebook.com/kei.sato.1612
インスタグラム:https://www.instagram.com/slashslash_photography/
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