2021年秋に発売される、トヨタの新型GR86。この車両が、2022年シーズンのスーパーGTで早速見られることになりそうだ。
この新型86をベースとした車両を製造中だと語るのが、名門レーシングコンストラクターのapr。彼らは現在、GT300クラスで2台のTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV(30号車、31号車)を走らせている。
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aprは、ハイブリッドシステムを搭載した31号車のプリウスに関しては、来季も継続して運用する予定。一方、自社で製造した新型86の1台を、30号車の車両として採用するようだ。
「(30号車は)来年86になります」
aprのチーム監督兼オーナーの金曽裕人氏は、motorsport.comにそう語った。
「その車両は新型で、現在製造中です」
「(31号車は)来年もプリウスを継続して使いますが、より強力なハイブリッドシステムを開発中です。おそらく31号車は今後もプリウスを使い続けると思います」
また、製造した新型86をGT300の他のチームに供給する計画はあるかと尋ねられた金曽監督はこう答えた。
「はい、(30号車含めて)2台か3台になるでしょう。3台が上限で、それ以上は作れません」
しかし金曽監督は、新型86を供給する可能性があるチームの名前については言及しなかった。
かつてはAPEX Racingの名でスーパーGT(全日本GT選手権)に参戦していたaprは、これまでトヨタ車をベースとした車両を数多く製造し、数々の実績を残してきた。つちやエンジニアリングとジョイントした1999年にモモコルセ・アペックスMR2で新田守男をドライバーズチャンピオンに導いたのを皮切りに、2002年(ARTAアペックスMR-S)、2005年(RECKLESS MR-S)、2007年(TOY STORY Racing apr MR-S)にいずれもMR-Sでタイトルを獲得している。
その後カローラ・アクシオの時代を挟み、2012年からミッドシップのプリウスを投入。プリウスはレギュレーションの関係で2019年からフロントエンジン車となったが、以後は苦戦が続いている。
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