タイ・ブリーラムで行われている2018スーパーGT第4戦。GT500クラスのランキングトップを快走する#100 RAYBRIG NSX-GTは、64kgと一番重いウエイトハンデを背負いながらも予選5番手を獲得。ジェンソン・バトンも予想以上の結果に笑顔を見せた。
今季2回の2位表彰台を獲得し好調な#100 RAYBRIG NSX-GT。今回のタイ戦では64kgのウエイトハンデを背負い、燃料リストリクター制限も受けている。さらに今年のNSX-GTは夏場のレースで苦戦することが予想されている。これらの要因から今回のタイは、彼らにとっては我慢のレースになるかと思われたが、予選直前の雨が逆に追い風に働いた。
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ちょうどウエットからドライに変わる難しいタイミングだったQ1を山本が担当。いち早くスリックタイヤ交換を決断したことが功を奏し、最後にはしっかりタイヤをウォームアップさせ4番手タイムを記録。Q2へ進み、バトンにステアリングを託す。
続くQ2は、ほぼ完全にドライコンディションとなり、バトンはスリックタイヤでアタック。初めて走るチャーン・インターナショナル・サーキットではあったが見事な走りをみせ5番手につけた。
「このウエイトハンデと燃料リストリクター制限がある中で5番手を獲得できたというのはすごくハッピーだ。Q1はどうなるのか全く分からない状況だったけど、ナオキ(山本尚貴)が早めにスリックタイヤに交換することを決断してくれて、最初はタイムが上がってこないから心配だったけど、最終的に素晴らしい仕事をしてくれた」
「Q2はターン3だけ少しダンプ(湿っている状態)になっているところがあったけど、ほとんど路面が乾いていた。クルマの調子も良かったし、エンジョイできた。本当に良い1日だった」
#100 RAYBRIG NSX-GTが上位につけた一方で、ランキング2位の#23 MOTUL AUTECH GT-R、ランキング3位の#1 KeePer TOM’S LC500は予選Q1で敗退。ポイント差を広げるチャンスがさらに出てきたのだが、バトンは周りを意識することなく自分たちのレースに徹したいと語った。
「23号車は前回も予選15番手から6位まで上がってきた。だから、最後はどこまで追い上げてくるか分からない。今回は周りを見るのではなく自分たちのレースに集中したいと思う。今週末のクルマが調子が良いから、安定したレースができると思う。決勝レースは暑くなりそうだから難しい流れになるかもしれないけど、ナオキもいるし、現状のクルマのバランスには自信があるから、できる限りのことをやるつもりだ」
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