MotoGP第15戦タイGPは、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)とマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の一騎打ちとなったが、マルケスが見事に勝利を収め、6度目のMotoGPタイトルを獲得した。
マルケスはクアルタラロの後方を終盤まで走行していたが、彼はクアルタラロがヤマハ時代のホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)かのように上手くマシンを走らせていると感じたという。
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ロレンソは2008年にヤマハからMotoGPデビューを果たし2016年まで在籍。2010年、2012年、2015年と3度最高峰クラスでタイトルを獲得した。何より、マルケスがMotoGPデビューを果たして以来唯一タイトルを獲得した男でもある。
マルケスはクアルタラロのライディングスタイルがそのロレンソに似ていると言い、来シーズンの主なライバルとなるだろうと語った。
「ファビオはヤマハ(のマシン)を上手に乗っている」と、マルケスは言う。
「昔の事を思い起こさせるよ。(クアルタラロは)ヤマハで最もレベルが高かった時のホルヘのようなライディングスタイルなんだ」
「彼はヤマハを乗りこなしているし、レースも上手くマネジメントしているよ」
「僕が言いたいのは、彼がレース全体を通じてとても速かったということだ。もちろん僕らにも強みはある。エンジンとかね」
「だけどヤマハはリヤグリップという別の強みを持っている。セクター3とセクター4で、僕は彼らについていくことが不可能だった」
「彼はどんどん進歩しているから、来シーズンの主なライバルの一人になるだろうね」
こうしてマルケスにもその強さを評価されているクアルタラロ。ただマルケスは当初、このルーキーライダーがこれほど強さを見せるとは予想してなかったとも語った。
「今シーズンは予想通りだったけど、クアルタラロがこうしたレベルとまでは予想していなかった。今、彼はとても良いレベルに到達している」
「今季は(アンドレア)ドヴィツィオーゾが一貫していて、(マーベリック)ビニャーレスはいくつかのレースではとても速いだろう、そこにスズキが入って来るかもしれないと予想していた」
「ファビオは恐らくその中に名前はなく、誰もこうなると予想していなかっただろう。彼はステップ・バイ・ステップで速くなったんだ」
「それは別として、最も重要なことはドゥカティやスズキ、そしてヤマハが速かったりするレースでも、僕らが常に先頭にいたことだ」
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