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限定8台はすでに完売!ロータスがエマーソンのF1初タイトルから50周年を記念した「エヴァイヤ フィッティパルディ」を発表

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限定8台はすでに完売!ロータスがエマーソンのF1初タイトルから50周年を記念した「エヴァイヤ フィッティパルディ」を発表

ロータスのビスポークやパフォーマンスラインを手がける「Lotus Advanced Performance」の最新プロジェクト

ロータスカーズは、レースのレジェンド、エマーソン フィッティパルディのF1ドライバーズチャンピオン獲得およびチームロータスがコンストラクターズチャンピオンシップ獲得から50周年を記念した限定車、「Evija Fittipaldi(エヴァイヤ フィッティパルディ)」を発表した。

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世界で最もパワフルな量産車である「Evija(エヴァイヤ)」は、今まで以上の唯一無二な魅力を提供する。ロータスはF1史上最高の車と、そのハンドルを握った優れたドライバーに敬意を表して、「エヴァイヤ フィッティパルディ」を発表した。

そのドライバーは、1972年にロータスに入社し、伝説となった若いブラジル人レーサー、エマーソン フィッティパルディであり、ロータスの象徴となったType72のハンドルを握り、そのシーズンの11レース中5勝を挙げている。

そして、フィッティパルディは自身のドライバーズチャンピオンシップとチームロータスのコンストラクターズチャンピオンシップを獲得した。

「エヴァイヤ フィッティパルディ」はちょうど50年後の現在、そのパートナーシップを祝うにふさわしいモデル。ロータスのグローバル本社である英国ノーフォークのヘセルにて僅か8台の車が手作業で製造され、既に完売しており、顧客へのデリバリーは来年初めに開始される。

これは、今年初めに立ち上げられた、ロータスのビスポークやパフォーマンスラインを手掛ける「Lotus Advanced Performance」の最新プロジェクトの一環。世界的に有名な黒と金の配色を披露し、2022年に50周年を迎える。

この素晴らしいコラボレーションを記念して、手描きの外装やその他の多くのユニークなデザインが施された。カーボンファイバールーフにエッチングされたType72の手作業による平面図やダッシュボードに手縫いされたフィッティパルディのサイン、そして最も感動的なディテールは、中央のフローティングインストルメントパネルにあるロータリーダイヤル。

これはリサイクルされたオリジナルのType72アルミニウムから手作りされており、アイコニックなF1レーサーの本物の部品がそれぞれの「エヴァイヤ フィッティパルディ」の一部であることを保証する。

このモデルは、エマーソン フィッティパルディをゲストに迎え、英国のヘセルにてワールドプレミアイベントが開催された。

エマーソン フィッティパルディは、今回の発表について次のように述べている。

「私はこのプロジェクトに参加出来て、本当に楽しかったですし、新しいオーナーの何人かに車を紹介出来る事は、素晴らしい経験でした。ロータス エヴァイヤ フィッティパルディとチャンピオンシップを獲得したType72 F1カーの両方をヘセルのテストトラックで運転する機会を得たことは、素晴らしい経験でした」

また、現存する8台のType72車両が全て1か所に集められ、ヘセルテストトラックで走行したのは史上初であった。

また「Lotus Advanced Performance」のディレクターである、サイモン レーンは、次のようにコメントしている。

「正真正銘の4人のレジェンドが協力してユニークなハイパーカーを誕生させ、真のワールドプレミアを実現したことは議論の余地がありません。エヴァイヤ フィッティパルディの生産はヘセルで開始されました。これら8台の車は、私たちの歴史におけるこの重要な瞬間を祝う特別なものです」

「エヴァイヤ フィッティパルディ」のビスポーク仕様は、リアウィンドウの側面ボディにゴールドのレタリングで描かれたユニークな塗装仕上げが特徴的となっている。さらに、アルマイト処理されたブラックとゴールドのタイプ72ホイールと、ブラックとゴールドのブレーキキャリパーも目を惹く。

また、1972年シーズンレースでの勝利を祝うデカールがアクティブリアウィングに表示され、Bピラーには8の数字が施されている。フィッティパルディはイギリスグランプリでの勝利を含め、1972年のシーズン中、このゼッケンを付けて参戦した。

そして、カーボンとゴールドのロータスノーズバッジがエクステリアのスタイリングを完成させる。ゴールドのコントラストステッチ8が施されたブラックレザーのインテリアは、専用のルーフライナーステッチに加えて、エアベントサラウンド、センターロータリーダイヤル、スタート/ストップ ボタン、ペダルにゴールド仕上げが施されている。

この車は、クラシック チーム ロータスの寛大な支援を受けて開発された。クラシック チーム ロータスは、ロータスの創設者であるコーリン チャップマンの家族がロータスF1カーのメンテナンスと運用を行う、歴史的なモータースポーツビジネス。

マネージングディレクターのクライヴ チャップマンは次のように述べている。

「モータースポーツで最も尊敬されるドライバーの1人であるエマーソンが、これまで参戦したレースの中で最高の車と表現するType72と再会する時はいつも感動的です」

「エヴァイヤ フィッティパルディ」の技術仕様とパフォーマンスは本当に驚くべきものとなっている。最高出力2,000PSを超えるこのモデルは、世界で最もパワフルな量産車となり、1,700Nmを超えるトルクを生み出す。0-100km/h加速は3秒未満、最高速度は350km/hに達する。

そして、2009年のF1チャンピオンのジェンソン バトンがロータスを訪れ、「エヴァイヤ フィッティパルディ」を試乗した。

試乗後、ジェンソンは次のようにコメントしている。

「EVは静かだと思われておりますが、そうではありません。トルクは天文学的です。すごいです、思わず笑みがこぼれます。まるで宇宙船のように感じられ、運転しやすさとステアリングの正確さから、ロータスを運転していることがわかります。さらに、その敏捷性には驚かされます。これは正に、未来のロータスであり、自分のLotus Evijaを運転するのが待ちきれません」

【主要諸元】

パワートレイン:純電動、4WD
パワー:1500kw (4x375kw)/2,039PS
バッテリー電力:93kW
トルク:1,704Nm
0-100km/h:3秒未満
0-300km/h:9秒未満
最高速度:350km/h
航続距離:402km
充電時間:18分
重量:1,887kg
サイズ:全長4,459×全幅2,000×全高1,122mm

関連情報:http://www.lotus-cars.jp/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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