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『レンジローバー』2021年モデル登場。誕生50周年を記念した特別仕様車“Fifty”も設定

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『レンジローバー』2021年モデル登場。誕生50周年を記念した特別仕様車“Fifty”も設定

 世界に冠たるジャガー・ランドローバー(JLR)のフラッグシップSUV『RANGE ROVER(レンジローバー)』に、2021年モデルが登場した。ガソリン、ディーゼル、そしてプラグインハイブリッドのパワートレインを継続し、装備の機能強化を図りつつ21年モデル限定グレードを追加設定。さらに誕生50周年を記念した特別仕様車『RANGE ROVER Fifty(レンジローバー フィフティ)』を38台限定導入し、9月11日より受注開始となっている。

 本家にもSUVが登場したものの、過酷な環境での高い悪路走破性とそのラグジュアリーな仕立てから“砂漠のロールスロイス”との異名をとるレンジローバーの4代目が21年モデルへと刷新された。

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 現行で2世代目となるアルミモノコック採用の車体に対し、3.0リッターV型6気筒ターボチャージド・ディーゼル(最高出力258PS、最大トルク600Nm)、2種類の5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド・ガソリン(最高出力525PS、最大トルク625Nm/最高出力565PS、最大トルク700Nm)、そして2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリン・エンジン(最大出力221kW/300PS)と高出力モーター(最高出力105kW/142PS)を併用するパラレルハイブリッドシステムを搭載したプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデルを用意。

 そのPHEVユニットはシステム最高出力404PS、最大トルクは640Nmを発揮し、0-100km/h加速で6.7秒、最高速度は220km/hを記録する高いパフォーマンスを誇りつつ、EVモードで最大40.7kmの走行が可能な環境性能も両立した。

 そのラインアップに対し、2021年モデル限定グレードとして複数のモデルが用意され、ディーゼル搭載車には『RANGE ROVER WESTMINSTER(レンジローバー・ウェストミンスター)』を新設定。

 人気の高いパノラミックルーフ、Meridian(メリディアン)サラウンド・サウンドオーディオシステム、ブライドメタルペダル、スエードクロスヘッドライニング、イルミネーテッドドレッドプレートを特別装備している。その限定グレードをベースに、ブラックパックを装着してアクセントを施したダイナミックな印象と存在感を見せる『RANGE ROVER WESTMINSTER BLACK』も用意される。

■ランドローバー創業年と同じ1970台を限定販売

 また、ガソリン仕様の高出力版には、ランドローバーのハイパフォーマンス・モデルやビスポークオーダーが専門のスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が手掛ける『RANGE ROVER SVAUTOBIOGRAPHY DYNAMIC BLACK(レンジローバー SVオートバイオグラフィー・ダイナミック・ブラック)』も設定。同じく21年モデル限定グレードとなり、22インチホイールや専用トレッドプレート、専用エクステリアアクセントを搭載し、全体をブラックで統一した重厚感ある仕上がりとなっている。

 加えて、同社誕生の1970年からちょうど50年という節目の年を迎えたことを記念し、特別仕様車『レンジローバー フィフティ』を1970年にちなんで世界限定1970台で生産し、日本へは38台限定で導入。

 チーフ・クリエイティブ・オフィサーのジェリー・マクガバンの手書きによる“Fifty”の文字が、エクステリアだけでなく内装にもちりばめられ、『1 of 1970』のテキストが刻まれたセンターコンソールコミッショニングプレート、ヘッドレスト、ダッシュボード、イルミネーション付アルミトレッドプレートなどに添えられる。

 また、限定1970台のうち初代が採用した歴史あるヘリテージカラー(タスカンブルー、ダボスホワイト、バハマゴールド)を選択することも可能で、こちらは世界で150台のみ生産、日本では各カラー5台ずつの計15台が用意される。

 この特別仕様車『レンジローバー フィフティ』は、アクセントにプラチナアトラスカラーを採用したアルバ、カルパチアングレイを含めた全5色展開となり、価格は2299万2000~2468万8000円に。カタログモデルのディーゼル仕様が1493万~1790万円、同ガソリン仕様が1702万~3202万円、そしてPHEVモデルが1550万~2956万円となっている。

Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568

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