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スーパーGTは自分の“財産”。今季限りで引退の立川祐路がコメントを発表「最後まで自分の気持ちを尊重していただき感謝」

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スーパーGTは自分の“財産”。今季限りで引退の立川祐路がコメントを発表「最後まで自分の気持ちを尊重していただき感謝」

 2023年シーズン限りでスーパーGTのドライバーを引退することが発表した立川祐路が、コメントを発表。関係者への感謝などを語った。

 立川はスーパーGTの歴史を語る上で欠かせないドライバーのひとり。1999年にセルモに加入してからは同チーム一筋で走り、トヨタ/レクサス陣営のトップドライバーとして長らく活躍した。2001年と2005年はトヨタ・スープラで、2013年はレクサス・SC430でチャンピオンに輝き、既にベテランの域に達したレクサス・RC F時代、レクサス・LC500時代にも優勝を記録した。ポールポジション24回(2023年第3戦終了時)は堂々の歴代最多だ。

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 2020年に車両がトヨタ・GRスープラにスイッチされてからは優勝から遠ざかっているが、先日岡山で行なわれた2024年向け開発車両のテストでも、トヨタ陣営のドライバーを代表してスープラのステアリングを握るなど、陣営に大いに貢献し続けている立川。しかし本人の意向により、今シーズン限りで引退することになった。

 立川はコメントを通し、関係者への感謝の気持ちを述べると共に、「応援してくれる方々にしっかり最後の走りを見ていただきたい」との思いからシーズン中の引退発表に至ったと明かした。

「今シーズン限りでスーパーGT のドライバーを引退することをご報告させていただきます。まずは応援してくれている多くの方々に感謝します。どんな時も応援、そして力になっていただきありがとうございました」

「ここまでトヨタ、TCD(TRD)、セルモ、ZENT、ブリヂストンをはじめとする多くの仲間、家族に支えられてやってくることができました。そして最後まで自分の気持ちを尊重していただきありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです」

「そしてスーパーGTという素晴らしい舞台をいつも提供してくれているGTA、この舞台で戦ってこれた事が自分にとっての財産です。シーズン中に発表というかたちをとらせていただきましたが、応援してくれる方々にしっかり最後の走りを見ていただきたいとの思いでこのタイミングにさせていただきました」

「残りのレースを全力で戦いますので、最後まで応援宜しくお願いします」

 またGAZOO Racing Companyの高橋智也プレジデントもプレスリリースでコメントを寄せ、立川のこれまでの功績を労った。

「トヨタは1994年に開始された前身の全日本GT選手権含め、国内のモータースポーツ活動の主力レースのひとつとして、スーパーGTに参戦してきました。立川選手は1999年から現在までセルモチームのGT500ドライバーとして、3度のシリーズチャンピオンを獲得するなど、素晴らしい成績を残してくれました」

「また、長きにわたり、スープラや、SC430、LC500等、歴代のGT500車両開発にも携わっていただき、常に優勝争いができる速さを持ったクルマづくりに貢献いただきました。トヨタを代表するドライバーとして参戦を続け、トヨタのモータースポーツ活動を支え、育て続けてくださったことは、本当に大変だったと思いますし、その功績には感謝しかありません」

「立川選手を支え、一緒に頑張ってくださったご家族の皆様にも心から感謝の意を表します。長い間、GT500での活躍、本当にありがとうございました。とはいえ、まだシーズンは続きますので、最後まで一緒に頑張りましょう」

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