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3世代目となる最上級SUV「メルセデス・ベンツGLS」が登場 1263万円から

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3世代目となる最上級SUV「メルセデス・ベンツGLS」が登場 1263万円から

 最上級モデルにふさわしい質感と運動性能を併せ持つ

 メルセデス・ベンツ日本は、大人7名がゆったりと座れるラグジュアリーSUVとして、新型GLSを発売した。なお、グレードはGLS 400 d 4MATIC(1263万円/税込み)とGLS 580 4MATICスポーツ(1669万円/税込み)の2モデルとなり、後者は2020年6月以降の納車を予定している。

【今さら聞けない】自動車の人気ジャンル「SUV」って何?

 GLSは、メルセデス・ベンツのSUVを表すGLと車格を表すSの名の通り、大人7人がゆったりと乗車できるゆとりあるボディサイズと、オフロード/オンロードを問わない優れた走行性能を併せ持っている。

 3世代目となる新型GLSは、内外装を一新。最新技術も搭載し、さらなるラグジュアリーを追求している。エクステリアデザインは、メルセデス・ベンツのデザイン思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」を具現化。細かなエッジやラインを減らして面を強調させるなど、本質的に重要なものだけを残す質実剛健なデザインとなっている。

 おもなポイントは8角形の大型ラジエターグリルと、そのなかに配される特徴的なデザインの2本のルーバー、クローム仕上げのアンダーガードと2本のパワードームを備えたボンネットがSUVとしての存在感を高めている。

 インテリアは、ラグジュアリーかつエレガントなデザインに仕立てられている。MBUXのデジタル技術を筆頭に、12.3インチコクピットディスプレイなどによって先進的な雰囲気となっている。

 センターコンソールには、SUVらしい装備として大きなグラブハンドルを左右に配置。4つ並ぶ四角いエアコンの吹出口は、標準モデルのフロントグリルに採用しているルーバーをモチーフにしている。

 ホイールベースが先代比60mm増となったことで、居住性と積載性が大きく向上。2列目シートは電動シートバックによる前後スライド機能を採用している。もっとも後方へスライドさせるとレッグルームが87mm拡大し、乗降性アップにも貢献。40:20:40の分割可倒式バックレストや左右ヘッドレストの高さは電動調整式だ。

 搭載するパワートレインは、GLS 400d 4MATICには最高出力330馬力(243kW)/最大トルク700N・mを発揮する3リッター直6ディーゼル「OM656」を搭載。2ステージターボのおかげで低回転から高回転まで全域でトルクフルな加速を実現する。

 GLS 580 4MATICは、低負荷時の走行では4気筒を休止するシステムを搭載することで、CO2排出量を抑制する新型4リッターV8直噴ツインターボ「M176」を採用。このエンジンとの組み合わせでは初となるISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)や48V電気システムなど新技術により、効率性/快適性/高性能化を実現した。エンジン単体での最高出力は489馬力(360kW)、最大トルクは700N・mだ。

 4輪駆動システム「4MATIC」には、全モデル9G-TRONICオートマチックトランスミッションを採用。1速から9速まで変速比幅が広いため、エンジン回転数が大幅に低減。優れたエネルギー効率と快適性を実現した。また、オフロード走行用ローレンジギヤを備えた「Off-Roadエンジニアリングパッケージ」もオプション設定されている。

 足まわりは「ADS PLUS(アダプティブ・ダンピング・システム プラス)」を搭載する高性能型AIRMATICサスペンションを標準装備。加えてGLS 580 4MATICには「E-ACTIVE BODY CONTROL」を標準装備。これはハイドロニューマチック装置により、ダイナミックに変化する力を発生させ、エアサスペンションが発生させる力に重ね合わせることで、加減速中や横方向加速発生中(カーブ走行時)、不整路走行時などに車体をアクティブに支持、減衰してくれるもの。

 オフロード機能には脱出モードが用意されるほか、コーナリング時にボディを内側に3段階傾けることで、乗員に感じられる遠心力を低減してくれるなど、乗り心地などを向上させてくれるシステムも日本仕様初搭載となっている。

 そのほかMBUXをはじめ最先端のインフォテイメントシステムやテレマティクスサービスを標準設定。また、Sクラスと同等となる最先端の安全運転支援システムも備えている。

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