感じる手応え、リザルトにも繋がっている
佐々木歩夢選手(ヤマハVR46マスターキャンプ・チーム)は、前戦アラゴンGPを12位で終え、Moto2クラスで初めてポイントを獲得しました。シーズン後半戦に入って着々とMoto2クラスへの順応が進み、それが結果に結びついている佐々木選手は、その要因はこれまでの積み重ねだと話していました。
【画像】2024年シーズンのMoto2クラスに参戦する佐々木歩夢選手を見る(6枚)
「Moto2は難しいクラスですし、Moto3からMoto2の走り方など、いろいろなものを変えるには、少し時間をかける必要がありました。サマーブレイクが終わって後半戦に入り、走り方やセットアップも変え、慣れるに従ってどんどん良くなって、自信もついてきたんです。バイクに乗っていて、“自分がこう動いたときにバイクがこう動く”ということがわかるようになってから、バイクのマネジメントもできるようになってきました」
「順位が変わっていなくても、シルバーストン(イギリスGP)から自分のなかで“ああ、良くなってきているな”と感じていたんです。レースは21位だったんですけどね。何かのきっかけで良くなった、というよりも、少しずつ慣れてきて、それがリザルトにもつながっているんじゃないかなと思います」
サンマリノGPでも、佐々木選手は初日から良いスタートを切り、「自分の走りとしては、Moto2にステップアップしてからいちばん良い金曜日」だと語っていました。
土曜日のプラクティス2では12番手に入り、Moto2クラスで初めて、Q2ダイレクト進出を果たします。ただ、17番手で終えたQ2は、あまり納得のいく予選ではなかったようです。
「路面温度が上がったせいか、Q2は思ったように走れなかったんです。午前中から午後にかけて路面温度が20度くらい上がったので、コンディションが変わったのがひとつの原因かもしれないのですが。フィーリングは悪くなかったのに、Q2ではブレーキングで全くバイクを止められなかったんです」
「午前中の感触からして、10番手から14番手くらいまでは狙いたかった」と悔しがっていた佐々木選手ですが、17番手はMoto2での自己ベストグリッドでした。
ただ、決勝レースは終盤のチャタリングに悩まされます。佐々木選手はポイント圏内(15位以内)で争っていたものの、惜しくも16位でのゴールとなりました。
「良いレースはできていたと思うんですけど、レースの最後にタイヤが落ちてからチャタリングがすごく増えてしまい、最後の7周くらいはペースダウンしてしまいました。13番手くらいを走っていたので、ほんとに悔しいです。ただ、最終的に16位でしたが、今回もポイント圏内を走ることができました。コンスタントに良くなってきていると思いますし、再来週、もう一度ここでレースがあるので、今日あった問題を改善して、再来週のレースはポイントを獲れるように頑張りたいと思います」
次戦のMotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGPは、2戦連続で同じサーキット、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで、9月20日から22日にかけて行なわれます。
■Moto2クラスとは……
Moto2クラスは、トライアンフ「ストリートトリプルRS」の排気量765ccの3気筒エンジンをベースに開発されたオフィシャルエンジンと、シャシーコンストラクターが製作したオリジナルシャシーを組み合わせたマシンによって争われる。タイヤは2024年よりピレリのワンメイクとなった。クラスとしてはMotoGPクラスとMoto3クラスの中間に位置する。
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