三菱自動車は3月26日、同社が技術支援を行う“チーム三菱ラリーアート”が、8月11~17日にタイとマレーシアで開催されるAXCRアジアクロスカントリーラリー2024に参戦することを明らかにした。
ミツビシから“世界一過酷なラリー”とも称されるダカールラリーに参戦し、2002年から2連覇を果たした増岡浩が総監督を務めるチーム三菱ラリーアートは、タイのタント・スポーツが運営するプライベートチームだ。同チームはミツビシの支援を受け、2022年に先代の『ミツビシ・トライトン』でアジアクロスカントリーラリーのトップカテゴリーに参戦すると、この年にいきなり初優勝を達成する。
ほぼ量産仕様の新型トライトンがAXCRで3位。全車完走に「方向性は間違っていない」と三菱ラリーアート増岡総監督
継続参戦となった2023年は、ラダーフレームから新規に設計されたまったく新しい現行型『トライトン』をベースに開発されたT1仕様を、東南アジアの厳しいロードコンディションで争われるラリーレイドに初投入した。
チームは新型トライトンの3台体制で大会2連覇に臨んだが、惜しくも優勝には届かず。しかし2022年覇者のチャヤポン・ヨーターが総合3位となったほか、複数台エントリーですべての車両が完走を果たしたうえで、上位2台の合計タイムで順位が争われる“チーム賞”を獲得してみせた。
2024年の目標は『王座奪還』だ。チーム三菱ラリーアートは、トライトンの軽快なハンドリングと高い信頼性で、より排気量が大きく動力性能に勝るライバルメーカーのクルマに対抗してきたが、タイ南部のスラタニからマレーシアのクアラルンプール間の約2000kmを舞台に開催される今夏の大会に向けては、加速性能と走破性を強化することを決定。各部の熟成とあわせて車両全体のポテンシャルを高め、「必勝態勢」でアセアンの難コースに挑む。なお、ドライバーラインアップなど、チーム体制の詳細は後日アナウンスされる予定だ。
「昨年は『トライトン』が過酷なアジアクロスカントリーラリーでも堅牢性、耐久性に優れていることを確認できましたし、軽快なハンドリングと高い悪路走破性は強みであることを再認識しました」と語るのは、チーム三菱ラリーアートの増岡総監督。
「ニューモデルで2回目の参戦となる2024年は、大排気量の競合車と互角に戦えるよう動力性能を強化するとともに、ワイドトレッド化でさらに走破性を強化して臨みます。チーム三菱ラリーアートは、王座奪還に向けて始動します。ご声援をよろしくお願いします」
アジアクロスカントリーラリー2024への参戦が発表された26日、ミツビシはタイで行われている第45回バンコク国際モーターショーにおいて、新しいカラーリングをまとったトライトンのAXCR参戦車両を公開した。今年のマシンカラーリングは、湧き出した溶岩のエネルギーをモチーフにしたエネルギッシュなレッドを昨年仕様から継続しつつ、巻き上がるダストをデジタライズしたグラフィックを車体前方から中央かけて配置したものに。さらに、溶岩が固まって強固な岩盤となった様子をイメージしたガンメタリックが後方に配され、力強い躍動感と耐久信頼性が表現されている。
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