航続距離685km、トランク容量1714L
ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、新型の電動ステーションワゴン「ID.7ツアラー」の受注を欧州で開始した。右ハンドルの英国価格は5万2240ポンド(約1000万円)から。
【画像】最高出力340psの「GTX」も設定! VW最新ワゴン【フォルクスワーゲンID.7ツアラーを写真で見る】 全21枚
フォルクスワーゲンにとって初となる量産EVワゴンであり、ボディサイズは全長4961mm、全幅1862mm、全高1536mm。セダン版のID.7と基本プロポーションは同じだ。
トランク容量は5人乗車時で605L、後部座席を格納すると1714Lに拡大できる。BMW i5ツーリング(570~1700L)やプジョーe-308 SW(548~1574L)を上回る積載力だ。
空力に配慮したスタイリングを採用し、空気抵抗を示すCd値は0.24(セダン版は0.23)とされる。
ID.7ツアラーには、「プロ」および「プロS」の2種類のグレードが用意される。プロは77kWhのバッテリーを搭載し、最大175kWの急速充電に対応、10~80%の充電時間は約28分だという。
プロSは大型の86kWhバッテリーを搭載し、WLTP航続距離は685kmと、市販の電動ステーションワゴンの中で最長となる。充電速度も最大200kWに向上する。
全車、フォルクスワーゲンの最新電気モーター「APP550」をリアに搭載し、最高出力286ps、最大トルク55.5kg-mを発生する。また、ツインモーターの高性能モデルとして、最高出力340psのID.7 GTXツアラーも夏に発売される予定だ。
インテリアでは、15インチのタッチスクリーン・インフォテイメント・ディスプレイが採用されている。生成AIのChatGPTを搭載する新しい音声アシスタント「IDA」も導入され、自然な会話に近いインタラクションを実現するという。
英国仕様では、LEDヘッドライト、ルーフレール、19インチ・アルミホイール、キーレスエントリー、30色のアンビエントライト、ステアリングホイール・ヒーター、バックカメラ、15インチ・タッチスクリーンを標準装備している。
オプションとして、ボタン操作で透明度を変更できる電子制御パノラミックルーフやマッサージシートといった快適装備のほか、室内照明、ステレオ、空調を調節して落ち着いた環境を作り出すウェルネス(Wellness)アプリなどがある。
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みんなのコメント
52000ユーロ。比較車として適切ではないがトヨタのCセグ相当bz4X(EV)が42000ユーロ。カローラWGN(HEV)なら34500ユーロ。
欧州(ドイツ)の場合、そこそこ高価な車、EVやPHEV、車型ならワゴン、サイズならガソリン車の2000-3000cc相当、メルセデスのCやE、BMWの3や5の一部あたりが、カンパニーカー需要に頼り過ぎでは?
カンパニーカーを使う側も、会社のイメージアップや、税制的に電動車が優遇されるのだろうことは容易に予想される。結果、高値安定が維持。EV頭打ちの理由の一つでは?一般人、ひらの社員にはEVやPHEVは、やはり高すぎる?
ドイツのPHEVはの70%近くがカンパニーカーと言う記事も過去に。ガソリン代補助があるから、PHEVでも面倒な充電はしないらしいとも(=CO2は期待通りには減らない)。