ヤマハ発動機は、軽二輪・原付二種クラスにそれぞれ、ロードスポーツモデルの新製品『ヤマハYZF-R15 ABS』と『ヤマハYZF-R125 ABS』を10月16日に発売する。
“YZF-R”シリーズのDNAを受け継ぐ『ヤマハYZF-R15 ABS』と『ヤマハYZF-R125 ABS』は、“Realize R Spirits”をコンセプトに日本仕様として開発されたモデル。スーパースポーツのフラッグシップモデル『YZF-R1』で培った技術を織り込んだ走行性能と、次世代“YZF-R”シリーズを標榜するデザインを採用し、機能とスタイリングの両立を図っている。
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エンジンは『YZF-R15 ABS』は155cm³、『YZF-R125 ABS』は124cm³の水冷単気筒SOHC4バルブを搭載。低速向けと中高速向けのカム(吸気側)が7400r/minで切り替わるVVAにより、全域で優れたトルク性能を発揮、良好加速性能を発揮する。
また、『YZF-R1』などと同じ仕組みのアシスト&スリッパークラッチと、トラクションコントロールシステムを採用。加減即時にストレスのないシフト操作を実現し、快適な走行性をサポートする。加えて、機敏で滑らかなシフトアップ操作を支援するクイックシフターをアクセリー設定している。
車体には軽さと強度剛性のバランスを図ったデルタボックス型フレームを採用。左右ピボットの軸間を209mmとワイドにし強化部材を織り込むことで、優れた走行性を支えている。
さらに、CdA値0.293を達成し、優れた高速安定性を実現するフロントカウルやMotoGPマシン『YZR-M1』スタイルのバブルスクリーンに、強度剛性バランスに長けたインナーチューブ径37mmの倒立式フロントサスペンションを採用している。
そのほか、軽量化とマス集中に貢献する軽量アルミ製リヤアーム、ワイドなリヤタイヤ(140/70-17)、伏せ気味なポジションのセパレートハンドルなどどの組み合わせにより、軽快でスポーティなハンドリングを実現する。
装備面では、マルチファンクションLCDメーターを採用。バーグラフ式タコメーターなどの各種情報の表示パターンやレイアウトは、『YZF-R1』のメーターのイメージに合わせて、スーパースポーツらしさを演出。
表示画面は、市街地走行に必要な情報を優先的に表示する“Street Mode”と、トラック走行で求められる情報に絞り込んだ“Track Mode”から選択できる。
『ヤマハYZF-R15 ABS』のメーカー希望小売価格は55万円(税込)、『ヤマハYZF-R125 ABS』のメーカー希望小売価格は51万7000円(税込)。発売は2023年10月16日からを予定している。
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