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ミニ・エレクトリック・コンセプト実車撮影 ミニもEVの時代

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ミニ・エレクトリック・コンセプト実車撮影 ミニもEVの時代

ミニ・エレクトリック・コンセプト公開

「ミニ・エレクトリック」の、デザイン・コンセプトが発表された。

自動車のエンブレム、どういう由来? イギリス・メーカー編

かつて、600台のみ生産された「ミニE」の誕生から11年。

ミニ・エレクトリックは、2019年から生産に入ることが公式にアナウンスされている。製造はオックスフォード工場で行われるという。


実車のアンヴェールは、来月のフランクフルト・モーターショーが舞台だが、AUTOCARは、実車の撮影を許された。

今回公開されたミニ・エレクトリックのデザインは、生産化モデルのヒントを与えているだけではなく、次世代型ミニのデザイン言語を示している点に注目しておきたい。



たった6カ月 デザインの開発

ブランドのデザイン部門を率いるクリストファー・ウェイルは、ミニ・エレクトリックのスタイリング開発は、今年1月にはじまり、たった6カ月で完了したことを明かしてくれた。


「作業はスピーディでした。スムーズに進むプロジェクトというのは、出来がいいものです。時間を掛けたからといって、そうなるとは限りません。開発スピードが速いほど、アイデアは純粋になるものなのです」


「しかし、今回発表したのがコンセプトだということを、ご理解ください。電気自動車としてのミニが、どんな姿になるのかを示すものです。生産化モデルは、現在スタイリングの開発プロセスにあり、なにかをお話するにはまだ早すぎます」



ボディサイド 際立つ彫りの深さ

エクステリアには、バッテリー駆動だということを明確にしめす要素はそれほどない。


・フロントリップ
・サイドシル
・リアバンパー

この3カ所に、ラジエーターのような冷却フィンを確認できる。


また、前輪のホイールアーチ後部には、エア・エクストラクター・スロットが装備されている。後輪の前には、小型のスポイラーも見える。このために、ボディサイドは彫り込まれた造形となっており、R50/R56世代のミニとは異なったテイストになっている。

ミニ・エレクトリック・コンセプトには、インテリアが存在していない。車内の開発には、さらに2年が必要なのだという。しかし外観を見ただけでも、このクルマが、ミニをモダナイズするプロポーザルだということは明らかだ。



次世代型ミニ シャープな姿へ

ミニのキャラクターが、これだけ新しく変わったというのに、実は些細な変更しかくわえられていないことには驚かされる。


ウェイルによれば、

・グリーンハウスとルーフラインは現行車と同じ
・リアライトの配置も同じ
・トレッドは若干拡大
・ベルトラインは7~10mm高い位置に移動

これだけである。


発表されたのはエレクトリック仕様のコンセプトではあるが、その姿には、シャープで、歯切れのいい、モダナイズされた次世代型ミニの姿を垣間見ることが出来よう。



ミニ・エレクトリック・コンセプト画像ギャラリー

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