F1第13戦ベルギーGPの予選でトップタイムを記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、エンジニアとの無線でヒートアップしている様が話題となった。ただこうした会話があっても、彼は問題はないと語っている。
フェルスタッペンは予選Q2を10番手タイムとギリギリでQ3へと進出。このQ2のアタック方針を巡って、彼はレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼと無線で激しくやり合った。
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フェルスタッペンが不満をぶちまけた原因は、Q2で急速に路面コンディションが改善していったため。ライバル勢のタイムの上げ幅が大きく、2連続でアタックをすべきだったと考えているからだ。しかし実際には、バッテリーをフル充電するため、低速での周回を挟んだ1アタックのみとなっていた。
Q2を10番手で通過した後、フェルスタッペンと”GP”ことランビアーゼは次のように意見をぶつけ合った。
フェルスタッペン:さっき言ったけど、僕らは2回続けてプッシュすべきだった。
ランビアーゼ:でもマックス、僕らは(Q2を)通過したよ。
フェルスタッペン:ああ、知ったこっちゃないよ。僕が10番手で通過したとしてもね。あれは最低な試みだった。
ランビアーゼ:OK、でも最終ラップでトラックが2秒速かったとしても、(充電した)エネルギーが残っていなかったらどうなっていただろう? ただQ3でキミがどうしたいのかを教えてくれ、それをやろう。セットや燃料、走行プランは?
予選Q3では他のライバルを圧倒する速さで、トップタイムを記録したフェルスタッペン。Q2時点での無線について、彼はQ3終了後に謝罪している。
フェルスタッペン:ワオ、すごいギャップだ! いや、少なくともQ3は良い仕事だった。GP、長々と暴言を吐いてごめん。
ランビアーゼ:だんだん慣れてきたよ、マックス。(2番手のシャルル)ルクレールとは0.8秒差だ。
フェルスタッペン:幸いあと数年は一緒だ。問題なしだ。
予選後の取材でフェルスタッペンは無線についてもっと上手くやれたのではないかと尋ねられ、彼は次のように答えた。
「彼(ランビアーゼ)とは話をするつもりだが、正直に言って、それについてここで話す必要は無いと思っている」
なおフェルスタッペンは予選後の会見で、「そういうことは時々ある」とも語っていた。
「普通はこういうのは大体、表沙汰にならないんだ」
「僕らはふたりとも声を荒らげたり感情的になったりすることもあるけど、いつもその後解決している。だから大丈夫だ」
もっとも、ドライバーとレースエンジニアのやり取りがクローズアップされる状況は、彼らが圧倒的な強さを見せ、優勝は間違いないと思われているからこそ。対抗馬のいない状況を異なる視点から映そうという意図がある。
同様の事例は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がF1で圧倒的な強さを誇っていた時代にも見られていたことであり、ハミルトンと”ボノ”ことピーター・ボニントンの口論が度々取り上げられた。
今はその番がフェルスタッペンとランビアーゼに巡ってきているということだ。
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