2025年にF1フル参戦デビューを果たしたアルピーヌのジャック・ドゥーハン。彼は開幕からわずか2戦で、ペナルティポイントを4点も稼いでいる。
ドゥーハンは中国GPのF1スプリントを20位、決勝を13位で終了。ポイントは獲得できずに上海を去ったが、スーパーライセンスにはペナルティポイントが4点加算された。
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要因となったのは、F1スプリントと決勝それぞれで発生したインシデントだ。
F1スプリントでドゥーハンはガブリエル・ボルトレート(ザウバー)と接触があり、決勝ではアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)をコース外に押し出したことによってペナルティポイントが2点ずつ与えられた。
それぞれに対するスチュワードの声明は以下の通り。
■F1スプリント(10秒のタイムペナルティ+ペナルティポイント2点)
スチュワードは、F1スプリントでターン14のイン側からボルトレートを追い抜こうとし、タイヤをロックさせて衝突したことには、ドゥーハンに責任があるとした。スチュワードの公式声明には次のようにある。
「ドゥーハンはオーバーテイクをコントロールしていたが、2台のハースのマシンの存在と、ライン取りがオーバーテイクを危うくしていたと指摘した」
「第一に、オーバーテイクを試みたマシンとして、安全にかつレギュレーションとガイドラインに沿って行なう責任はドゥーハンにあった」
「第二に、ドライビングスタンダードのガイドラインを適用すると、エイペックスでコーナーに入って行く権利はドゥーハンに無く、後退すべきだった。追い抜きのためにコーナーへアプローチした時のスピードと、その結果生じたロックアップとアンダーステアによって衝突が発生したが、その主な責任はドゥーハンにある」
■決勝レース(10秒タイムペナルティ+ペナルティポイント2点)
決勝レースでもターン14での動きによってドゥーハンは国際モータースポーツ競技規則の付則L第4章2条bを違反したとして、ペナルティが科せられた。ハジャーによって追い抜かれたあと、ポジションを取り戻そうとしたドゥーハンが、ハジャーをコース外に押し出したことが原因だ。
「7号車(ドゥーハン)は6号車(ハジャー)によってターン14へ向けたストレートでオーバーテイクをされたが、インサイドでポジションを取り戻そうとしたドゥーハンがコントロールを失い、ハジャーをコース外に押し出した。我々はドライバーをコース外へと押し出すことについてのガイドラインに基づいて、10秒のタイムペナルティと2点のペナルティポイントを科した」とスチュワードは声明に記した。
ドゥーハンは開幕戦オーストラリアGP決勝はクラッシュに終わり、第2戦ではペナルティを連続で受けるという、厳しいフルシーズンのスタートを切っている。シート確保が危ういのではという噂が早くも出るという、ルーキーにとって簡単ではない環境だが、日本GPから始まる3連戦で状況を好転させることができるだろうか。
なおペナルティポイントは累計12点で次戦出場停止の罰則が下される。昨年はハースのケビン・マグヌッセンがこの制度によって、実際に出場停止処分を受けた。
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みんなのコメント
嫌がりすぎて動きすぎ
インディでもあんなチョロチョロウロウロしない
いつか事故りそう
むしろなぜいつものように
「未熟で危険なドライバー」扱いが
他のドライバーでないのか不思議で不自然