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ベントレー史上最強のロードモデル! 新型「コンチネンタルGTスピード」がデビュー

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ベントレー史上最強のロードモデル! 新型「コンチネンタルGTスピード」がデビュー

新型「GTスピード」には659ps/900Nmを発揮する改良版6L W12ツインターボを搭載。3.6秒の0-100km/h加速、335km/hの最高速を実現

3月23日、ベントレー・モーターズはコンチネンタルGTのトップパフォーマンスモデル「コンチネンタルGTスピード」の新型を発表した。

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同社の説明によると、新型コンチネンタルGTスピードは、世界的ベンチマークとされているラグジュアリーグランドツアラーのパフォーマンスを最高レベルに引き上げ、ベントレー101年の歴史のなかで最も高い運動性能を誇るロードカーに生まれ変わったとのこと。

第3世代となる新型GTスピードの設計、エンジニアリング、開発、ハンドクラフトによる製作は、カーボンニュートラルの認証を取得したラグジュアリーカーファクトリーで行なわれる。「スピード」という名称には長い歴史があり、好評を得た初代コンチネンタルGTスピードによって2007年に初めて「スピード」というモデルが設定されたが、元々は1920年代の名車「3リッタースピード」に与えられていたモデル名だった。新型GTスピードも誇り高い称号に相応しく、グランドツアラーのパッケージングのなかに、これ以上はないと思える究極のカタチでラグジュアリーとパフォーマンスが融合している。

同社のエンジニアリング担当役員のマティアス・レイブ博士はつぎのように述べている。
「高性能グランドツアラーの最高峰、それが新型コンチネンタルGTスピードです。コンチネンタルGTシリーズの持ち味を最もパワフルに表現したエキサイティングでダイナミックなクルマであり、スピードモデル特有のディテールがオーナーの満足感を高めます。また、ドライバーがクルマのキャラクターをこれまで以上にコントロールできるようになっています。世界随一の豪華なグランドツアラーに過去最高の運動性能がプラスされ、一層スポーティになった乗り味で性能重視のドライバーの期待に応えます。GTスピードがコンチネンタルGTシリーズの新たな扉を開き、ベントレーのお客様に寄り添うエクストラオーディナリーな旅をお届けします」 

搭載される6L W型12気筒ツインターボエンジンは改良が加えられ、従来型のそれより24ps上乗せとなる659psの最高出力を発揮。最大トルクは900Nmという驚異的な数値を維持している。8速DCTを組み合わせ全輪を駆動するそのパフォーマンスは、3.6秒の0-100km/h加速、335km/hの最高速をマーク。その一方で、このW12気筒エンジンには気筒休止機構が備わり、特定の条件下ではドライバーが気付くことなく6気筒を休止させ、燃費向上に寄与する。

ベントレーで初めて「エレクトロニック・リヤディファレンシャル(eLSD)」が採用された点もニュース。このeLSDは、トラクションコントロールやアクティブシャシーシステムとの連携を考慮して施された特別なチューニングによって、左右方向の許容範囲の拡大、前後方向の安定性の向上、アクセルオン時の調整の強化を実現し、悪路ではトラクション性能を高める。

走行モードの「ベントレー」と「コンフォート」では、eLSDによってトラクションが向上するため、安心感に満ちたドライビングを楽しめ、高速走行時の安定感も格段に向上する。そして「スポーツ」モードでは、アクセルオン/オフ時の調整をバランスさせターンインのレスポンスを改善させるとともに、直進性を向上させるようeLSDをチューニング。こうしたメリットによって、これまで以上にドライバー重視の細やかな調整が可能となっているが、快適性や安定性は少しも損なわれていない。

これによりコーナリングダイナミクスが向上し、確実なグリップが得られるため、ドライバーはいつでも迷いなく、正確にコーナーを抜けることができる。利用可能なトラクションから最大限の性能が引き出され、コーナーを抜ける際には安定した車両姿勢で優れた加速性能が発揮される。そして「スポーツ」モードでは、トラクションマネジメントシステムがさらに大きなトルクをリヤアクスルに配分するため、アクセルオン操作でコーナリングラインをより確実にトレースできるようになる。

新型GTスピードには、向上したシャシー性能に相応しい新設計のカーボンセラミックブレーキがオプションとして導入された。耐フェード性に優れ、ブレーキペダルにはしっかりとした踏み応えのあるカーボンシリコンカーバイド製ブレーキディスクが食いつきの良さを発揮。最高速からのフルストップ時に発生する最大10メガジュールのエネルギーも、10ピストンのフロントキャリパーと4ピストンのリヤキャリパーが圧倒的な制動力で受け止め、熱に変換する。素材をカーボンセラミックにすることによってばね下重量が33kg以上も軽くなるうえ、ブレーキダストが極めて少なく、スピードモデル専用22インチホイールの美しいルックスは手間をかけずに保つことができる。




エクステリアは、コンチネンタルGTの筋肉質なボディがGTスピードではさらに力強さを増している。ディテールでは、ラジエターグリルとバンパーロワグリルをダークティントとしたほか、造形の美しいスポーツタイプのドアシルやダークティントのラジエターマトリクスを採用。フロントフェンダーには、クロームのスピードバッジがさりげなくあしらわれた。

ホイールはコンチネンタルGT随一の高性能バージョンに相応しく、ブライトシルバーのスピード専用22インチホイールを装着。ダークティント仕上げまたはブラックグロス仕上げのオプションも選択可能だ。そのほか、「ジュエル」フューエルフィラーキャップと「ジュエル」オイルフィラーキャップが標準装備された。両サイドのドアシルに取り付けられたイルミネーション付きベントレートレッドプレートからも、スピードモデルの実力を伝えてくる。

キャビンはベントレーの職人技が凝縮された世界最高のカーインテリアに仕上げられており、GTスピード専用のトリムやバッジとハンドクラフトされた素材とが絶妙に調和している。オーナーは希望に合わせてカスタマイズすることも可能となっている。




室内はレザーとアルカンターラで手仕上げされたデュオトーンカラースプリットで彩られ、ステアリングホイールも同様のカラーで統一。GTスピードの性能の高さを予感させるインテリアである。助手席側フェイシアに設けられたエレガントなスピードのアイコンは、エクステリアのバッジと揃いのデザインだ。

豪華なインテリアをさらに自分好みに演出できるよう、メインハイド15色とセカンダリーハイド11色が用意されているほか、スピード専用カラースプリットではアルカンターラをレザーに置き換えることもできる。センターコンソールのオプションとして、エンジンターン加工されたダークティントのアルミニウムが新たに追加された。機械加工によって刻まれた緻密な幾何学模様が美しい輝きを放つ。

ベントレーの「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルトは標準装備に含まれている。ヘッドレストに施された「Speed」の刺繍が、スタンダードなコンチネンタルGTとの違いをさりげなく主張する。

ウッドパネルは標準設定のピアノブラックをはじめ、様々な種類を用意。クラウンカット・ウォールナット、ダークステインド・バーウォールナット、ダークフィードルバック・ユーカリプスは無償オプション、そしてオープンポアはダークバーウォールナット、クラウンカット・ウォールナット、コアの3種類が設定された。


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みんなのコメント

3件
  • 3Lで500馬力が楽に出せる時代だし、6L12発で650は控え目に感じるな。
  • ベントレーのデザイナーは素晴らしい仕事をするな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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