現在、アメリカを中心に世界中で人種差別に関するデモや抗議活動が起こっている。事の発端となったのは、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドが白人警官によって取り押さえられる際に暴行を受け、死亡したという事件。これを受けてスポーツ界でもアスリートや競技団体が声明を発表し、人種差別の断絶を訴えている。
アメリカのモータースポーツカテゴリーであるインディカーも、インディアナポリス・モータースピードウェイと共同で声明を発表。フロイドへ哀悼の意を示すと共に、あらゆる差別や偏見を許さないという立場を示した。
■ハミルトン、世界で広がる人種差別の抗議活動に「F1界がもっと反応すべき」と警鐘
声明には次のように記されている。
「インディカーとインディアナポリス・モータースピードウェイは、ここ数週間の間にアメリカで起こった悲劇的な事件、暴力に対して深く悲しんでいる。この事件の影響を受けた人、特にジョージ・フロイドの家族や友人のことを思うと心が痛む」
「国としてやらなければいけないことがたくさんある。そして我々の業界としても、障壁をなくし、包括的で思いやりのある社会の実現に貢献するためにさらなる進歩が必要だ。今こそ人種差別や偏見に耳を傾け、学び、考える時だ。そしてこれらに毅然として立ち向かいながらも、平和的である必要がある」
「我々が心から望んでいるのは、この困難で悲しい時期が、スポーツの世界そして国全体に力強い決意をもたらし、それがポジティブな変化を起こし、永遠に続く橋を架けるということだ」
またインディカードライバーからもこの問題に対して反応があった。チームペンスキーのジョセフ・ニューガーデンは、ネルソン・マンデラやキング牧師らの言葉を引用しながら次のようにツイートした。
「僕たちは皆、愛や思いやり、理解をもっと大切にできると思っている。僕は世界中にいる全ての人類と一緒だ。僕はあらゆる形の差別、人種差別、不当行為に反対する」
アロー・マクラーレンSPに所属するロバート・ウィケンスも同じようにTwitterでマンデラの言葉を引用。『#GeorgeFloyd』『#BlackLivesMatter』というふたつのハッシュタグを用いて、こう付け加えた。
「僕たちは共に立ち上がり、声を挙げ、必要とされている変化に影響を与えないといけない」
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