2024年F1アゼルバイジャンGP決勝で、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは7位、フランコ・コラピントは8位でダブル入賞を果たした。コラピントはF1参戦2戦目にして初のポイントを獲得した。
ウイリアムズは10点を獲得、コンストラクターズ選手権においてアルピーヌを抜き、ランキング8位に浮上した。
上位のクラッシュでラッセルが3位。若手と戦ったハミルトンはピットから9位「コラピントとベアマンには感心した」
チームは、8番グリッドのコラピントと9番グリッドのアルボンを異なる戦略で走らせ、コラピントは早々にミディアムタイヤからハードに交換、アルボンはハードタイヤスタートで、ファーストスティントを長く走った。
終盤はアルボンが9番手、コラピントが11番手を走行。コラピントは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を抑え続けてポジションを維持、49周目、前を走るニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がウォールにヒットした際に、10番手に上がった。前方のセルジオ・ペレス(レッドブル)とカルロス・サインツ(フェラーリ)がクラッシュによりリタイアしたことで、アルボンは7位、コラピントは8位を獲得した。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=7位(51周/51周)
9番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
レースで9位とか10位に入るのがどれほど難しいか、僕らはよく知っている。チームとして7位と8位でフィニッシュなんて「ゴージャス」だよね。もちろん、よろんで受け取っておくよ!
これで選手権でもアルピーヌの上に立った。それが今季の終わりまでに達成したい目標だったんだ。こうした結果は、僕らがアップグレードで大きく進歩したことを証明している。この週末もまた、ペースの面ではアストンマーティンとほぼ対等だったし、2戦連続でポイントを獲得できた。トップチームと比べても、僕らのペースは予想以上に速くて、あのバトルに参加できて楽しかったよ。
来週どうなるかはわからないけど、この週末に関しては、いいパフォーマンスを発揮できた。
■フランコ・コラピント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=8位(51周/51周)
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
F1での初ポイントを記録して、夢のような気分だ。このチームを心から誇りに思う。彼らと力を合わせて、早くもこれだけのことを達成できたのだから。こうしてデビュー2戦目にしてポイントを獲れたのは、僕らが注いできたすべての努力とハードワークの賜物だ。本当にうれしいよ。
レースペースは良くて、アストンマーティンとほとんど変わらなかった。アレックス(・アルボン)と僕が7位と8位でフィニッシュしたことで、コンストラクターズ選手権では8位に浮上した。これは大きな意味を持つ前進で、チームのモチベーションも高まると思う。
まだチームと共に学び、改善を続ける必要はあるけれど、長いシーズンだからレースはたくさん残っている。来週末はシンガポールで初めてレースをするのを楽しみにしているよ。
(自身のInstagramに、レース後のハミルトンとの写真を投稿し)今日最高の瞬間。ルイスと一緒にレースをした後、握手をした。なんてクレージーな出来事なんだ。すごい夢がかなった。
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