トヨタGRスープラ勢が圧倒的な強さを見せた2021スーパーGT開幕戦岡山。ヘイキ・コバライネンと中山雄一を擁する39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraも、予選で4番グリッドを獲得したが、決勝はレースペースに苦しんだ。
39号車は優勝争いを展開する14号車ENEOS X PRIME GR Supraと36号車au TOM'S GR Supra、そして37号車KeePer TOM'S GR Supraの上位3台についていくことができず、逆に17号車Astemo NSX-GTや38号車ZENT CERUMO GR Supraにプレッシャーをかけられる展開に。彼らはその追撃を抑えきったものの、優勝した14号車ENEOSに30秒差をつけられての4位フィニッシュに終わった。
■明暗を分けたピットストップ……勝利を逃した37号車KeePerの平川が当時の状況を語る
39号車のスタートドライバーを務めたコバライネン曰く、彼と中山は予想以上にリヤのグリップに苦しみ、その結果酷いタイヤのデグラデーション(性能劣化)に見舞われていたという。
「僕たちは練習走行から少し遅くて、予選でも苦戦した。Q2には進めたけど、他のマシンとの差はかなり大きかった」とコバライネンは言う。
「僕たちはパフォーマンスを失っていた。原因を解明しないといけない」
「おそらく大きな問題ではなく、小さな問題が組み合わさっていると思う。マシンの基本的なコンセプトは問題ないんだけど、データによると今週末はリヤのダウンフォースが通常より不足していたことが分かっている」
「少し変な感じだったんだ。僕たちはリヤのグリップに苦しみ、他のマシンよりもタイヤのデグラデーションが大きかったんだ。僕のスティントでは36号車になんとかついていくことができたけど、前のふたり(14号車ENEOSと37号車KeePer)は速すぎた」
「中山サンの時は予想以上にデグラデーションが進行したので(トップ3台に追い付く)チャンスはなかった。少なくともパッケージは強力だと分かっているので、それを最大限活かさないとね」
またコバライネンは、GRスープラ勢が期待以上の活躍をしたことについて残りのシーズンに向けて良い兆候だと話した。
「TRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)は素晴らしい仕事をしたし、僕たちのチームに関しても、これまでよりも良いオフシーズンを過ごした」
「今週末はうまくいかなかったけど、とにかく前のマシンに食らい付いて、レースを楽しめた。でももちろん、次の富士では次のステップに進みたいね」
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