トヨタ「タウンエース」ベースの「ちょうどよい」キャンパーは415万850円から！ 軽キャン以上バンコン未満の装備とは

8ナンバー登録のキャンピングカー

バンライフが人気上昇中の中、取り回しのしやすいサイズで注目を集めているのが「タウンエース」ベースのキャンピングカーだ。いわゆるコンパクトキャンパーに属す同モデルは、軽キャンとバンコンの中間に位置する大きさで、女性も運転しやすいサイズ感が好評だ。さまざまなメーカーから魅力的なコンパクトキャンパーがリリースされているが、AWMが注目する1台は、キャンパー鹿児島が製作した8ナンバー登録の「Libero（リベロ）」である。

軽キャン以上、バンコン未満

2020年6月のマイナーチェンジによって、タウンエースにもスマートアシスト機能が追加され、衝突回避支援ブレーキや車線逸脱警報、誤発進抑制（AT車のみ）といった安全走行に関わる装備が標準化された。これによって、今まで以上に長距離ドライブ、クルマ旅を安心して楽しめるようになった。

キャンパー鹿児島では、そんなタウンエースをベースに、必要な装備を絞り込み、快適に過ごせる車内で休日アウトドアをエンジョイできるモデルとして、軽キャン以上、バンコン未満のコンパクトキャンパー「リベロ」を提案した。

外観はワイルドなイメージを与えるリベロ専用のエアロパーツを装着。流行のリフトアップスタイルにリメイクを施し、アウトドア車ならではのイメージを高めたタイヤ&ホイールもセット。サイドに入れたデカールのコーディネイトもカッコ良くキマっている。

サイドオーニングやルーフキャリアは標準装備ではないが、デモ車の周辺に置いたアウトドアグッズとともに、実際のシーンをイメージさせるために装着。もちろん、オプションパーツとしても用意されている。

女性でもかんたんレイアウト

インテリアのレイアウトは、2列目シートに女性でも簡単に扱えるバタフライ式の座席を備え、後方から向かって荷室左側にソファ、右側にシンクを設置。テーブルも標準装備しているが、これは使わないときは収納できるように作られていた。

乗車定員は5名で、就寝は2名まで対応。ベッド展開は2列目シートとソファをフラットにして連結させることで、標準的な2名就寝のベッドを簡単に作り出せるのも特徴だ。具体的なサイズは、約200×100cmでセミダブルベッド程度の就寝スペースといった感じだ。

インテリア全体はナチュラル系で統一。キャビネットと床、天井のダウンライト埋め込みのウッドパネルはバンライフの雰囲気を高めるウッド調でコーディネイトしている。

キャンピングカーとして必要な給排水タンクの容量は各10Lを標準装備。電源については、720Whポータブル電源（Eco Flow RIVER Max）で対応させ、車外の家庭用コンセントから電気を引き込める外部電源入力コネクタを標準装備させている。

車両本体価格は415万850円～453万9150円（消費税込）。外装カスタムも込みのキャンパー架装フルパッケージの8ナンバー車ということを考えるとリーズナブルだ。このクルマなら、1台で日常と非日常、両方のライフスタイルをお洒落に満喫できることだろう。

Comments

タウンエースでキャンプ場まで遠乗り…ごめん被りたい。
不整地停めたら半ドア多発するようなヤワなボディにキャンパー用儀装で重くなった車体を非力なエンジンで運ぶ。
コクピットは右足の前がペダルですらなく運転席に斜めに座らないと運転できない。

デリカが良い！