ジャガー・レーシングは、フォーミュラEのサポートレースであるI-PACE eTrophyを2019-2020年シーズンをもって終了することを発表。わずか2シーズンでシリーズが幕を閉じることとなった。
2016年からフォーミュラEに参戦し、国際モータースポーツに復帰したジャガーは、2018年に発売された電動SUV『I-PACE』のワンメイクシリーズを、フォーミュラEのサポートレースとして開催することで、フォーミュラEと合意。当初の発表では3年契約とされていた。
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初年度の2018-2019年シーズンは10レースを実施したが、参戦台数は12台がピーク。2年目にあたる今季、2019-2020年シーズンは日本からチーム・ヨコハマ・チャレンジのドライバーとして、元WGPライダーの青木拓磨が参戦したが、6チーム10台ほどと参戦台数は伸びていなかった。また、新型コロナウイルスによってカレンダーが中断される前の段階で、今季のカレンダーは8ラウンドに縮小されていた。
ジャガーのフォーミュラEチームのディレクターであるジェームズ・バークレイは、次のように述べた。
「このシリーズは、我々が設定した目標のうち多くを実現してきた」
「しかし、新型コロナウイルスの流行という前例のない事態に、我々は戦略を見直した。成功を収めた2シーズンを終えた後、ジャガーI-PACE eTrophyシリーズを終了するという決断を下した」
「我々は電動モビリティへの移行の重要な一歩として、引き続き電動モータースポーツとジャガー・レーシングのフォーミュラEプログラムに全面的に取り組んでいく」
「フォーミュラEとeTrophyのシーズンがチームやパートナー、ファンにとって安全な形で再開されるのを楽しみにしている」
ジャガーが発表した声明では、I-PACE eTrophyは”今季最後のレースの後”、終了するとされている。しかし、フォーミュラEは現在6月末までシーズン中断となっている上、ニューヨークePrixとロンドンePrixの開催中止が決定したことで、今季残りのレース予定は白紙状態だ。
motorsport.comの調べによると、フォーミュラEはシーズンを再開するため、常設サーキットでのレース実施に関して交渉を行なっているようだ。
また、フォーミュラEはI-PACE eTrophyに代わるサポートカテゴリーを見つけようとしているようだが、現時点ではその候補となるチャンピオンシップまたはメーカーがあるとは考えられていない。
I-PACE eTrophyは、新型コロナウイルスの影響で終了となった、最初の国際モータースポーツ・シリーズだと言える。
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