フェラーリのカルロス・サインツJr.は、F1オランダGP初日を16番手で終え、予選Q3進出は難しいかもしれないと語った。
今回、FP1ではフェラーリのリザーブドライバーであるロバート・シュバルツマンがサインツJr.に代わってFP1を担当。サインツJr.はFP2からの走行となった。
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しかしチームメイトのシャルル・ルクレールも含め、上位に食い込むことはできず。両ドライバーは課題となっているハイダウンフォースサーキットでの改善をチームに要求した。
サインツJr.は、ライバルよりも大きなリヤウイングを使っているにも関わらず、ライバルよりもダウンフォースが少ないとして、予選11番手に終わったハンガリーGPを例に挙げた。
サインツJr.は「残念ながら、僕たちに競争力があるとは思えない」とF1 TVに語った。
「今日はチームにとってタフな1日だった。ラップタイムやダウンフォース、バランスを見つけなければならない」
「ハンガリーでも似たようなことがあったと思うが、ダウンフォースの大きいサーキットに行って大きなリヤウイングを使うと、なぜか他のマシンと比べてダウンフォースが少ないんだ」
「もし予選でトップ3、決勝で表彰台争いをしたいのなら、パフォーマンスを大きく向上させる必要がある」
サインツJr.は、予選Q3に進出できない可能性もあると警告した。
「改善する余地はある。でもハンガリーを振り返ってみると、僕たちはQ3に進出するために戦っていた」
「今週末も同じようなことになるかもしれない。特にどれだけタイトかを踏まえるとね」
FP2で11番手だったルクレールも「僕たちはかなりの困難を抱えていた。FP2はいい方向に行ったけど、明日に向けて一歩前進する必要がある」と語った。
「フィーリングは良くなかったし、改善できるマージンは大きい。今は明日に向けて何が間違っていたのかを見つけ、前進しなければいけない」
フェラーリのペースを復活させるためには、どの程度大きな変更が必要かと尋ねられたルクレールは、次のように答えた。
「微調整でいいと思う。というのもFP1からFP2にかけてすでにいくつか小さな変更を行ない、それが正しい方向に向かったからだ」
「だから明日に向けても同じことをする必要がある。今は、クルマを正しいウインドウに入れることがすべてだ」
「でもクルマに何を求めるかははっきりしている。課題を回避するための適切なセットアップを見つける必要がある。自信はある。普段の僕たちはそれが得意なんだ」
「ただ、一歩前進する必要がある……今のところ、僕らのパッケージ(のパフォーマンス)は最大化されていないんだ」
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