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【新世代のデジタルモデル】次期型メルセデス・ベンツSL オリジナルのDNAを引き継ぐ 2021年発表

掲載 更新 10
【新世代のデジタルモデル】次期型メルセデス・ベンツSL オリジナルのDNAを引き継ぐ 2021年発表

オリジナルバージョンを思い起こさせるモデル

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

【画像】メルセデス・ベンツSL、ポルシェ911カブリオレ、BMW 8シリーズ カブリオレ【ライバル比較】 全24枚

ダイムラーのチーフデザインオフィサー、ゴードン・ワゲナーは、来年発表予定の次世代メルセデス・ベンツSLは、1950年代のオリジナルバージョンを、思い起こさせるモデルとなると述べている。

ワゲナーは、AUTOCARに対し「レトロなデザインが、好きなわけではありません」と話していたため、新しいSLは2人乗りのガルウィングのエクステリアを、完全に復活させることはないだろう。

SLは、過去数十年継続したGTスタイルのロードスターから離れ、スポーツのルーツに戻るとも語っている。また、AMGはその開発に深く関与している。

「わたしにとって、最も美しいSLはオリジナルの300です」とワゲナーは言う。

「そのDNAの一部を引き継ぎたいと思います。まずはプロポーション、表面の仕上げ方法などから始めます」

「その点で、新しいSLは、おそらくオリジナルのSLに最も近いモデルとなるでしょう」と続けている。

次期AMG GTのプラットフォームを採用

ポルシェ911カブリオレの、新しいライバルのプロトタイプは、ドイツの研究開発施設で、カバーが半分取り外された状態で目撃されている。

このスパイショットからは、クラシックなロングボンネットと、キャブバックの輪郭を保持しているが、現行SLのハードトップに代わり、ファブリック・コンバーチブル・ルーフが採用されていることがわかる。

この新しいモデルには、AMGが次のGT向けに調整したプラットフォームが採用される。

2つのモデルの共通点について尋ねられた際、ワゲナーは「GTはレースカー寄りで、SLはスポーツカー寄りです。違いは、はっきりしています」と述べている。

ワゲナーはまた、2020年末に発表予定の、次のSクラスについて「デザインのマイルストーン」および「次世代のデジタルSクラス」と表現している。

一方で、新しい時代に導くのではなく、メルセデスの既存のデザインを進化させるとも述べている。

「以前、Sクラスは、ブランド全体のために、毎回新しいスタイルを紹介してきましたが、それはモデルが3つしかなかった頃のことです」

「ありのままのSクラスを、愛してくれる人がたくさんいます。それを変えたいとは思いません」

進歩的なインテリア

ワゲナーは、インテリアが最も「先進的な部分」となるとし「特にデジタルに重点を置いた」と述べている。

スパイショットからは、ダッシュボードに備えられた、テスラ・スタイルの縦型タッチスクリーンを確認することができる。

継続が決まっている、超高級セグメントの、メルセデス・マイバッハ・バージョンについて、ワゲナーは、テクノロジーよりも「伝統的なラグジュアリーな価値観と、職人の技、素材」に焦点を当てていると述べている。

マイバッハは、Sクラスの唯一の異なるバージョンではない。

2022年に発売予定の、電動モデルEQSは、Eクラスと同等のサルーンであるEQEの上の、メルセデスのEQバリエーションの最上部に位置するモデルとなる。

ワゲナーによれば、EQSは「通常のSクラスとは根本的に異なる」外観を備え、「異なるカスタマー」をターゲットとしている。

「わたし達のビジョン・コンセプトは、80-90%量産モデルに近いものとなってきました」

「それは完全に異なるプロポーションをもつ、非常に革新的なモデルとなります」と述べている。

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みんなのコメント

10件
  • 丸目になったときはまぁたくさん見たけど今の型はさっぱりだもんな すれ違ってもSLKと見間違えるし威厳がなかったのカッコイイの頼んます。
  • SLには憧れのクルマであってほしいです。そのためには高額であることよりもカッコ良さが大切だと思います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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