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F1第3戦ポルトガルGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

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F1第3戦ポルトガルGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2021年F1第3戦ポルトガルGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)だ。

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツJr. 予選=5番手
 突風とトリッキーなコンディションのせいでとても難しかったけれど、自分の予選については満足している。コースに出たときに自分はいいドライビングができていると感じられたし、週末を通してセットアップについて良い判断ができていた。

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 僕にとって一番良かったのは、自分のアプローチがうまくいっていたようで、セッションごとにマシンのフィーリングが改善していったことだ。改善の余地はまだまだあるけれど、今日は一歩前進できたと思うし満足している。

 ただ、ミディアムタイヤでQ3に進めたらもっと良かったね。ミディアムでのペースは良かったんだ。予選2回目のラン(の最初のアタック)でトラフィックに引っかからなければ、より理想的な形でQ3に進めたはずだ。でも、Q1で最初のアタックがうまくいってソフトタイヤを1セット残すことができていたから、不要なリスクは避けて、ソフトでQ2を突破することにした。Q3では良いラップを刻んで5番手を獲得できた。

 レースはタイヤの面では不利だけど、スタートを決めてタイヤマネジメントをうまくやれば、大量得点をかけて戦える自信がある。さあレースだ! アスタ・マニャーナ(スペイン語で『また明日』の意味)。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 予選=4番手
 僕にとってあまりいい予選ではなかった。リズムを見つけるのが難しかったんだ。だからラップタイムにはあまり満足していない。

 バランスが完璧ではなく、苦労した。もっと上の位置を取りたかったから残念だ。このトラックでは、タイヤを正しい温度まで持っていくことが何より大事なのに、それがとても難しい。アウトラップ、ビルドラップ、プッシュラップを通して、うまくウォームアップするためにやれるだけのことをやったが、何ひとつうまくいかなかった。

 風が強いことでより一層トリッキーになった。このコンディションにはメルセデスの方が合っているようだ。それでも悪いポジションではないし、明日何が起こるか分からないから、チャンスはある。

 激しい戦いになるだろうね。楽しみだよ。メルセデスにプレッシャーをかけていく必要がある。表彰台を狙って戦えるといいね。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
 もちろん、3番手というのは望んでいた結果ではない。でもQ3の(最初の)ラップタイムを取り消されたことを思えば、悪い結果ともいえないだろう。あのラップでは、ターン4でスナップが出て時間をロスしたけれど、抹消されていなければ最速だった。

 Q1とQ2では路面の関係でバランスに苦しんだ。誰もがグリップを追い求めていて、僕たちはQ3ではまずまずのレベルだった。前とのギャップはそれほど大きくないと思う。

 ポールが獲れるか3番手に終わるかが最後まで分からないような予選だった。このコースはグリップが低いから、とてもいいラップを1周走れても、次のタイヤセットを装着した時に、アウトラップとタイヤの準備が少し変わってしまうと、全く違う結果になる。予想しづらいんだ。

 僕たちには高い競争力があると今も思っているし、決勝では状況がまた変わってくるだろう。(プラクティスでの)ロングランは悪くなかったからね。グリップレベルの関係で前のマシンのすぐ後ろをついていくのが簡単ではないが、まずはクリーンなスタートを決めて、ライバルにプレッシャーをかけていくことに集中する。

(F1公式サイトに語り)バランスを見つけ出すのにとても苦労している。今週末は1周も楽しめずにいるんだ。路面コンディションのせいでね。このコースはレイアウトは素晴らしいのに、今のグリップは良いとはとてもいえない。もちろん、誰にとっても条件は同じだと分かっている。それでも僕が楽しく走れずにいることは確かだ。

 マシンバランスは最初は全く良くなかったが、少しずつ、まずまずの状態までたどり着いた。ただ、何かを変えることで他の面でパフォーマンスが失われてしまい、満足はいかなかった。

 Q3最初のランで、ターン4で少し体勢を崩した。速いタイムは出たけれど、グリップの面でとても難しいセッションだった。あのコーナーで突然スナップが起きて、ワイドになってしまったんだ。

 あのラップを再現できると思いながら、再びコースに出て、コンマ1秒以内の差で走りつつあったが、最終セクターで前にアストンマーティンがいたことで、すべてのタイムを失った。まとまりのないラップになってしまったが、仕方ない。

 でもロングランはよさそうだから、決勝で何ができるか見ていくよ。前のマシンについていくのが難しいコースだが、ペースがよければ(メルセデスに)プレッシャーをかけることができる。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2番手
 いいラップをあまり走れなかったから、楽しいセッションだったとは言えない。悔しくてたまらないというほどではないけどね。いい走りができたのは1ラップだけで、それはQ2でのアタックだった。もっと何度もいいラップを走れたらよかったけれど、このトラックは本当に厄介だ。滑りやすいし、タイヤは硬く、温度を入れるのに何周か走る必要がある。安定したバランスを得るのが難しく、一瞬いい感じでも、次の瞬間にはだめになっているというように、とても不安定なんだ。

 今日バルテリは素晴らしい仕事をしたね。僕は望んでいた結果を出せなかったが、明日の決勝に集中していく。戦略を研究して、どうすればチャンスが生まれるのかを探るつもりだ。ここは前のマシンについていくのが難しいコースだけど、明日どうなるか見ていこう。優勝争いできる速さがあればいいね。全力で戦うよ。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=1番手
 予選で経験していたいくつかの問題点について理解するために、懸命に努力した。物事を修正したことで、今日の結果を出すことができた。どちらかというとこれが本来の状態なんだ。満足だよ。

 最初の2戦は、スピードがあるのは分かっていたが、タイヤのウォームアップをうまくできないことが一番の問題点だった。この点に焦点を当てて作業を行い、学習を積んだんだ。このハードワークが報われるだろうことは最初から分かっていた。冷静さを保ち、プランを実行し、細かい部分に目を向けることがカギだった。特にアウトラップが重要だった。

 予想していたより強さがあったことは、うれしい驚きだ。でもまだ予選にすぎない。すでに明日の決勝に気持ちを切り替えているよ。レッドブルのマシンは決勝で強力だと分かっている。最高の戦いになりそうだ。

(F1公式サイトに語り)精神面で、イモラから多くのことを学んだ。どのレースからも学ぶことがある。前戦からも学ぶべきことを学び、忘れるべきことは忘れて、前に進んだ。いつだって懸命に取り組めば、結果が出る。それはチームに対しても言い続けてきたことだ。今日は、いい走りをすれば、ポールを獲ることは可能だと分かっていた。

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