登録台数ランキングに、順位変動
text:Kazuhide Ueno(上野和秀)
【画像】新型ゴルフ 1L仕様/1.5L仕様【じっくり比較】 全103枚
6月の輸入乗用車の登録台数(JAIA調べ)が発表され、そこには見逃せない地殻変動が生じていた。
販売は回復基調で、各社の積極的な新型車導入により合計で3万758台を登録。前年同月比で145.9%という伸びを見せた。
注目したいのは6月にランキングが大きく変動したことだ。トップのメルセデス・ベンツは変わらなかったが、新型ゴルフという最強の武器を得たフォルクスワーゲンは2位に浮上。
もう1つは5位が定位置だったBMWミニだが、モデル末期ということもあり先月はボルボに抜かれ、6月は好調なプジョー、ジープの後塵を拝し8位に転落してしまった。
また1月からの累積台数を見てゆくと、プジョーが7392台を記録して、ジープを30台差で逆転して7位に浮上。多様な電動車が加わった幅広いラインナップが結果に繋がったといえる。
フォルクスワーゲンの逆襲
この春までは従来型ゴルフがモデル末期となり低迷していたフォルクスワーゲンだが、コンパクトSUVの拡充と新型ゴルフの投入により復活を遂げつつある。
6月の登録台数は5085台を記録し、前年同月比で184.8%という伸びを見せた。
フォルクスワーゲン日本法人はこの結果について、「6月は販売全体の3割をゴルフが占めました。人気の高いコンパクトSUVモデルのTロック、Tクロス、そしてブランドの主力車種のポロも先月(5月)に引き続き販売に貢献しています」と話す。
来店者の動向については、「新型ゴルフが導入されて、そのデビューフェアなどによりショールーム・トラフィックが活性化。3か月連続で来場者が2019年の実績を超えていることは、新型コロナの反動だけではなく、4月からのプロダクトオフェンシブ(製品攻勢)が拡販に貢献しているものと理解しています」と解析する。
6月のトップ10 高級車の動向は?
6月の輸入車登録台数のトップを数字でご覧いただこう。登録台数に加えて、ポジションが変動したブランドについては、変動幅を付記した。
1位:メルセデス・ベンツ(6060台)
2位:フォルクスワーゲン(5085台)+1
3位:BMW(4331台)-1
4位:アウディ(3125台)
5位:ボルボ(1826台)
6位:プジョー(1536台)+1
7位:ジープ(1479台)+1
8位:BMWミニ(1413台)-2
9位:ルノー(810台)
10位:シトロエン(762台)+3
このほかスポーツ・スペシャリティ・カテゴリーも元気だ。伸び率の高い順に記すと興味深い。
シボレーの大幅増は新型コルベット導入によるもので、他のメーカーも積極的な展開が結果に結びついていることが分かる。カッコ内は登録台数:前年同月比の値だ。
シボレー(100台:666.7%)
BMWアルピナ(49台:306.3%)
モーガン(3台:300%)
アストン マーティン(35台:218.8%)
ロータス(36台:200%)
フェラーリ(121台:同180.6%)
キャデラック(84台:164.7%)
マセラティ(145台:161.1%)
ベントレー(83台:123.9%)
ロールス・ロイス(29台:126.1%)
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みんなのコメント
色は白 Rラインでした。
やはり7型が古さを感じてしまう