TOYOTA GAZOO Racingから世界耐久選手権(WEC)に出場し、そのチーム代表も務める小林可夢偉は、今週末カナダ・タイヤ・モータースポーツパークで行なわれるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(IMSA)のカナダ戦にヴァッサー・サリバン・レーシング(VSR)から出場することが決まった。
小林は、ジャック・ホークスワースの代役としてベン・バーニコートと共にGTデイトナProクラスにエントリーし、VSRのレクサス『RC F GT3』をドライブすることとなる。
■チーム代表として、ドライバーとして……ル・マンを戦いきった小林可夢偉「来年は最後まで戦うレースを魅せたい」
ホークスワースは、5月にモトクロスで事故を起こし負傷。6月上旬に行なわれたデトロイト戦とワトキンスグレン戦を欠場し、今回のカナダ戦にも怪我の回復が間に合わなかったことで、今回の決定に至った。
今回の参戦について小林は次のように語っている。
「今週末、カナダでヴァッサー・サリバンのレクサスRC F GT3をドライブする機会を頂き、感謝しています」
「普段僕が乗り慣れているマシンとはかなり違うので、チャレンジになるとは思いますが、RC Fのハンドリングがどういうものなのかを知るのが楽しみです」
「快適に戦えるよう、VSR、レクサス、トヨタ・レーシング・ディベロップメントUSAから多くのサポートを受けています」
「チャレンジングになるでしょうが、楽しみです」
小林はIMSAのDPiクラスでは豊富な経験を持っている。2019年と2020年のデイトナ24時間レースにウェイン・テイラー・レーシングから参戦し2連覇。今年はアクション・エクスプレス・レーシングからミシュラン耐久カップの4戦に出場している。
元F1ドライバーである小林のハコ車での経験はそれだけに留まらず、2018年は日本のスーパーGTにTEAM SARDからGT500クラスにフル参戦。チャン・インターナショナル・サーキットで行なわれたタイ戦では、ヘイキ・コバライネンと共に優勝を飾った。
ただ、小林は様々なマシンを乗りこなしてきたが、GT3マシンを走らせた経験はそれほど多くない。
2012年末にザウバーF1(現アルファロメオ)のシートを失った小林は、2013年はWECにフェラーリからGTE Proに参加したものの、翌年ケータハムからF1復帰したため単年に留まった。
また、グッドスマイルレーシングから2017年のスパ24時間レース、翌年はインターコンチネンタルGTチャンレンジの鈴鹿10時間にメルセデスAMG『GT3』で参戦している。
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後悔先に立たず